2020年
5月号
5月号
がんばろう KOBE!|必勝だるま
コロナウイルス禍に負けない
神戸元町商店街で「必勝だるま」祈願!
新型コロナウイルス感染拡大の対策のため、神戸市内の各店舗でも休業が相次ぐ中、神戸元町商店街でも多くの店舗が休業を余儀なくされている。元町商店街では商店主が一丸となってこの状況を乗り切ろうと、4月16日、元町5丁目にある走水神社では、コロナウイルス禍の疫病祓い、早期終息の祈祷式がとり行われた。
今回の祈祷式にあたり、神戸元町商店街では大小2種類の「必勝だるま」を作製。製作にあたったのは福島県で300年の伝統を誇る白河だるま本舗。だるまの表側には、走水神社・兒嶋英毅宮司が「神戸」と揮ごう。裏側には、新型コロナウイルス禍から「七転び八起き」の願いを込めて、神戸市の市外局番でもある「078」と記した。神戸は過去に戦災や水害、震災など幾多の困難に遭遇したが、その都度見事に復興を果たしてきた。
大きなだるま6体は1番街から6丁目までの各商店街と神戸市に寄贈、手のひらサイズの小さなだるまは神戸元町商店街連合会の会員店舗に配布される。
「必勝だるま」を企画した青年部部長の片山喜市郎さんは、「このような厳しい状況だからこそ、会員店舗が一丸となり、何とか乗り切りたい。そのきっかけになれば」と語った。