2019年
3月号
3月号
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淡路橋立と呼ばれる
国生みのふるさと 淡路島へ ⓺ 成ヶ島 紀淡海峡に浮かぶ砂州の島
日本遺産に認定された「成ヶ島」は淡路橋立とも呼ばれ、瀬戸内海国立公園の一部で、南北に2・5kmと細長く、紀淡海峡に浮かぶわずか39㏊の砂州の島。由良港から渡船で約2分で渡ることができる。砂州や干潟沿いに希少な海浜植物が自生し、ハマボウやハマウツボなどの絶滅危惧種の植物や、ハクセンシオマネキなどの希少動物も生息している。砂州の浸食を防止するための護岸提の整備や、地域住民が漂着ゴミなどの回収清掃を行っており、その結果、貴重な生態系と自然景観が保全されている。元々は淡路島と陸続きであったが、江戸時代初期に今の形になったと伝わる。季節によって、アカウミガメが上陸して砂地に産卵する姿が見られる。
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かつては淡路島と陸続きであった。由良港から渡船に乗り2分で到着する
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淡路橋立と呼ばれる
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干潟に生息するハクセンシ
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絶滅危惧種のハマボウ