9月号

神戸発のジュエリーブランド「FRAU KOBE JAPAN」が三宮センター街にオープン。
ファッションの都・神戸から、輝きを全国に発信
神戸センター街の生田筋とトアロードの真ん中あたりに、上品なスミレ色をしたビルがお目見え。7月、移転リニューアルした、神戸発のジュエリーブランド「フラウコウベ」の新社屋だ。
作品は「クラシック&スイート」をテーマに全て女性デザイナーが企画し、専属職人が手作り。女性ならではの柔らかなデザインとそれを実現化する職人技。伝統技法を礎に愛らしさ女性美が感じられる作品には、流行に終わらず、永続的に輝くスタイルを!との思いが込められている。
「かわいいものを身につけることができるのは女性ならではの特権です。だけど単にかわいいだけではない、大人っぽさや品格も正々堂々と表現してほしいから正統技法にこだわり本物の作品をご提案しています」とはデザイナーの一人、梅田真央さん。個性豊かなデザイナー達が、かわいい、かっこいい、オリエンタル…、一つの趣向に偏ることなく、全く異なるデザインを提案、それらが一つにまとまって同ブランドの魅力を作り出す。日本最大の国際宝飾展「IJT」にも出展、数々の賞を受賞するなど、その人気は神戸にとどまらず、全国的に支持されている。

海外のお菓子屋さんを彷彿させる外観。スミレのお花のようなブルーグレーが印象的。1Fはデザイナー達のオリジナルの作品を紹介するショップ。2Fはブライダルサロン。3・4Fがデザインルーム・工房・イベントスペースとなっている。
神戸発のアイデンティティ…、街を感じるジュエリーを身につける
神戸発ということで、オリジナルブランドは神戸絡みのものを取り入れているのも特徴だ。海と山に囲まれた神戸の自然をモチーフにした「NATURE/ネイチャー」はしっくり馴染むアンティークフィニッシュで飾らぬ魅力を表現。教会文化の理解度が高い神戸らしい「Church/チャーチ」や洋菓子の街にちなみ、チョコの粒や板チョコさながら楕円や四角いダイヤの「Chocola/ショコラ」、美しき西洋彫刻の指輪「Retro./レトロ」は宝塚をはじめ神戸に根付くバレエがテーマ。ジャズ発祥地の香りを感じる「BLUENOTE/ブルーノート」も人気が高い。
ブランドコンセプトや作品作りへの想いを知れば、その作品をもっと好きになったり、信頼が高まったり…。スタッフさんとの会話も楽しく、本当に似合うジュエリーに出会える予感が高まる素敵なショップ!
TOPICS

作品の製造プロセスをお客様にも見てほしい
との考え方からアトリエ見学が可能。
土日には職人が常駐し繊細な技術を披露

ボースサイドアンカー
神戸、そしてフラウのシンボルの碇が表裏のリバーシブルで、2通りの着け方を楽しめる

レディティアラ‘ブリティッシュスタイル’
“お姫様になりたかったことがある”ティアラをモチーフにした大人×スイートなダイヤモンドリング

蜜蝶
希少価値の高いハニーカラーのダイヤを配したハイエンドなビジュー

ニットニット‘クロッシェ’
糸を丁寧に紡いだような、手作りならではの繊細さと温かみのあるビジュー


フラウは全員が女性デザイナー。女性ならではの柔らかい感性から生まれるジュエリーは繊細で美しい

フラウコウベジャパン
神戸市中央区三宮町2丁目10番23号
078-599-5063
11:00~20:00
火曜定休(祝日は営業)
http://frau-kobe.com