2026年
2月号
2月号
神戸ビーフのプロフェッショナル カワムラがお届けする神戸ビーフ講座㉒
但馬牛の旅路(3)
前回に続き、神戸ビーフのもととなる但馬牛が、近世~近代にどのようなルートで流通していったかをご紹介しましょう。
但馬から遠阪峠を越え丹波に入って間もない山垣で一夜を明かした牛たちは、だいたい現在の丹波の森街道に沿って青垣の中心、佐治を経て、氷上の手前から春日までは天王坂を越えてショートカット。その坂道を下りたところにある舟城神社は牛馬の神様、牛頭天王が祀られ、ここでは牛市が開催されることもあったそうです。
春日からは篠山に向かいますが、丹波焼の行商人があまりの悪路に商品を割ってしまうことからその名がついた瓶割峠で多紀連山を越える険しい山道を、牛たちはゆっくり、そして力強く登っていきました。













