6月号
【新緑の六甲山を行く】ホテル神戸六甲迎賓館
六甲山系の温泉に癒やされ、地産の食材に満たされ、
最上級の絶景に愉悦を覚える。
Top of KOBEのラグジュアリーホテル
約1世紀ぶりに六甲山に
宿泊施設が誕生
神戸市が推進する六甲山上スマートシティ構想では、国の規制緩和のもと、オフィスやシェアオフィス、宿泊施設、カフェなどを誘致し、六甲山の賑わい創出事業をサポートしている。そんな六甲山再生の象徴のひとつが、リゾートホテル「ホテル神戸六甲迎賓館」といえるだろう。
洋菓子の街、神戸で洋菓子の輸入・製造・販売を行う株式会社エイムは、洋菓子の事業以外に大山、箱根、富士山中湖、伊勢志摩などペットと宿泊できる4つのリゾートホテルを経営している。そして、神戸市がすすめる賑わい創出事業の認定を受け、創業30周年を迎えた2020年、六甲山頂に「ホテル神戸六甲迎賓館」は誕生した。国立公園でもある六甲山に、宿泊施設が誕生するのは、なんと約1世紀ぶり。敷地面積は、約2,300坪で六甲山頂の陽あたり良好の南斜面の好立地に位置し、神戸の市街地から遥か大阪港を見渡す抜群のロケーションを誇る。さらに本館南側には、神戸六カフェ、広大な天然芝を敷設したコベロク広場、人工芝のドッグランを有する。
六甲山系から湧出する温泉
ホテルは地下1階、地上3階からなり、23部屋全てが洋室となっている。部屋は5つのタイプから選べ、バカンスはもちろんシングルルームも用意されており、ハイヤーの利用やリゾートワークにも活用できる。また、愛犬などペットと宿泊できるタイプの部屋もあり、幅広いニーズに応えている。
館内には六甲山系の摩耶山付近から湧出する神戸二軒茶屋温泉「備長炭の湯」と「煉瓦の湯」のタイプの異なる2つの大浴場があり、弱アルカリ性の肌触りのなめらかなお湯を楽しめる。露天風呂では爽やかな山風と美味しい空気をいっぱいに吸い込み、心身ともに大地の恵みに癒やされたい。
温泉を満喫した後はお待ちかねのディナー。六甲山付近で収穫された野菜や米など地元の新鮮な山の幸、瀬戸内近海で育まれた豊富な海の幸を和洋のエッセンスを融合させた変幻自在な創作フレンチで。繊細で美しい一皿一皿に、シェフのセンスが光る。美しい神戸の夜景がお料理をよりいっそう美味しくしてくれるだろう。また、広々としたレストランは、ダイニングのみならずプロジェクターを使ったパーティーや会議、イベントなど多目的にも利用することができる。
宿泊客以外でも休憩やランチの利用が可能
フォレスト デリ カフェ&ショップでは、宿泊客以外でも休憩やランチの利用が可能。オープンテラスでは鳥のさえずりを聞きながら、六甲山の自然に癒やされたい。また愛犬の写真をプリントした「マイ ワン ボレロ&スリング」は、旅の思い出づくりにも一役買う。
六甲山頂に誕生した、まさにTop of KOBEのラグジュアリーホテル。六甲山系の温泉に癒やされ、地元の新鮮な食材に満たされ、最上級の絶景に愉悦を覚える。天空を照らす星のように、六甲山頂で輝きを放つ。
ホテル神戸六甲迎賓館
神戸市灘区六甲山町南六甲1034-8
TEL.078-891-1239
https://www.koberokko-geihinkan.jp/