3月号
田辺眞人のまっこと!ラジオ出張版 「神戸っ子出張版」20.5
ゲスト 大室 儁さん (※儁の字は正しくは人偏に嶲)(国際ロータリー第2680地区ガバナー)
パーソナリティ 田辺 眞人さん(園田学園女子大名誉教授)
アシスタント 梅木ひとみさん
ラジオ関西・日曜朝の番組「田辺眞人のまっこと!ラジオ」の中の「まっこと! ラジオ人物事典」は、各界で活躍されているゲストを迎えたコーナーです。出張版では、その中でも特に面白いお話を抜粋してご紹介。
梅木 ロータリークラブとはどんな活動をされているのですか。
大室 国際ロータリーの目指すのは世界平和です。ロータリーはさまざまな活動がありますが、最も力を入れているのがポリオ撲滅のための活動です。1985年からずっと関わってきました。85年当時は35万人いた患者が、今では300人にまで減っています。あと少しです。日本のロータリークラブは全国で34地区にわかれており、国際ロータリーが決めた方針をクラブに伝えるガバナーが34人います。任期は一年間で、就任する前には一週間、サンディエゴでロータリアンとはどうあるべきかをみっちり勉強します。
梅木 大室さんはなぜロータリークラブに入会したのですか。
大室 私は37歳で父を亡くしまして、従業員100人の40床ある病院を引き継ぎました。暗中模索する中で、誰か導いてくださる方がいらっしゃればと入会したのです。29名の兄貴と親父がいて、いろいろ教わりましたよ。ロータリーのすばらしい方針を、実践できるのは嬉しいことです。先日も、ロータリーが主催し、香住の地引網の体験イベントを開催しました。これは地域への愛着をもつ青少年を育てようというプログラムの一環でしたがとても喜んでいただきました。
田辺 大室さんと私は、宝塚市文化財団で、正・副理事長をつとめていたのです。大室さんのご本業は宝塚第一病院の会長でいらっしゃるんです。
大室 専門は外科医でして、手術が大好きなのです(笑)。昔は急患があれば夜中でも起きて手術していました。
田辺 私も歴史の授業は好きですが、夜中に起きてまでということはないですね(笑)。
大室 ロータリーには、「①真実かどうか? ②みんなに公正か? ③好意と友情を深めるか? ④みんなのためになるかどうか?」ということに照らして言動しなさいという指標があります。ロータリアンとして活動でき、本当に良かったと思います。皆さんもロータリークラブに入会して、この満足を味わっていただきたいと思いますね。
(1月12日放送分より抜粋)
「田辺眞人のまっこと!ラジオ」
ラジオ関西 毎週日曜日 朝10時~12時放送中