9月号
ゴルフを通して人生を豊かに
“100切り”チャレンジの先に見えてくるものがある
「一人でも多くの方にゴルフを楽しんでもらいたい」という思いで活動を続けてきたBrabe。
楽しめるか否かを大きく左右するのが100切りの“壁”だ。
そこでゴルファーに立ちはだかるこの大きな“壁”を乗り越えるお手伝いをする新たなツールを開発した。
Brabe 代表 坂本朋弘さん
Enrich your life with Golf
Brabeは未来のプロゴルファー、ジュニアゴルファー育成支援や地域のゴルフ振興を目的として2018年から、女子プロゴルファーとアマチュアゴルファーが本気で競う「ドリームチャレンジトーナメント」を毎年開催。さらに今年から、100を切ったことがないゴルファーが専用のスコアカードを基に目標達成を目指す「100切りチャレンジゴルフ月例会」を始めた。代表の坂本朋弘さんによると、「100を切れないから周りに迷惑をかけているんじゃないかと遠慮してしまうゴルファーが多いようです。それではゴルフが楽しくないですね。中にはゴルフを諦めてしまう人もいます」ということ。
そこで開発したのが「100切りスコアカード」(以下、「スコアカード」)。通常のPAR72スコアカードとは違い、100切りを目指すプレーヤーのために技術と考え方を提案するスコアカードだ。100切り以外にも、例えば111切り、95切りなど、プレーヤーの目標スコアに応じたパーソナルパーを切ることができれば「アンダー」となるなど、従来の視点や視界が変わり、技量に応じたプレーを楽しみながら目標スコアを達成できる。さらに、従来のゴルフナビゲーションではオフィシャルパーを標準として、目標地点までの距離を表示し、それに応じたクラブの番手が表示されるのが一般的だ。新たに開発したアプリ「目標スコア達成ゴルフナビゲーション」(以下、「ナビゲーション」)はホールごとにプレーヤーの技量と目標スコアに応じたパーソナルパーとそのルートが表示される。
「ゴルフの『100切り』チャレンジをお手伝いすることで、人生の豊かさもご提供したいと思っています。」と、開発を担当した共同代表の田中康太さんは話す。
2つのツールは既にアメリカで特許取得。「ナビゲーション」は日本でも取得、「スコアカード」は出願中。続いてEU、中国、タイで特許出願を予定している。「スコアカード」は既に三木ゴルフ倶楽部で支配人にご理解をいただき、通常のPAR72スコアカードの横に常設している。「ナビゲーション」は既存のナビゲーションシステムへの導入やタブレットの貸し出し、アプリストアから個人のスマートフォンへのダウンロードなど、手軽に使えるシステムを構築中だという。「本格的に営業活動を開始し、全国、そして海外へと広めていきたい」と営業を担当する坂本さんは今後への意気込みを話している。
「『ゴルフが楽しくなった』『人脈が広がった』『仕事でも自信が持てるようになった』。そんな声を聞ける日が楽しみです。チャレンジしましょう!そして殻を破って昨日までの自分を超えていきましょう。その先に見えてくるものが必ずあります」
Brabe 代表 坂本朋弘さん
1974年熊本県天草郡で生まれる。3歳で兵庫県に移り、陸上競技を中学から始め、高校は全国高等学校駅伝競走大会で三連覇を果たした報徳学園陸上部へ。京都都大路での優勝はならなかったが、春の伊那高校駅伝(長野県)、九州駅伝ではアンカーを走り優勝を飾る。一昨年はオリムピックゴルフ倶楽部でクラブチャンピオンを飾り、全国都道府県大会で3位入賞。ボルボワールドチャレンジでは、日本代表として出場し、世界大会も経験した実力者。
問い合せ先 brabe2022@gmail.com