2021年
3月号
3月号
GLION MUSEUM 名車との出会い vol.12
昭和を代表する軽4輪車の名車
─スバル360 コンバーチブル─ (1966年式) 店頭小売価格 : 応談
高度成長期の日本で懸命に走るスバル360の姿があった。ビートルは「かぶと虫」、スバル360は「てんとう虫」と呼ばれた時代。58年のデビューから12年間、39万2,000台が製造された名車(機械遺産登録)である。初期モデルは16馬力、その後18馬力、20馬力と改良され最終モデルは25馬力となる。歩行者保護を含めたスバル独自の衝突テストを行いながら開発、軽量化の為に鋼板を0.6ミリに変更、強度を保つためにボディに曲面を多用した。ボンネットはアルミ製、ルーフはFRP、空冷エンジンをリアに搭載し後輪駆動、サイドガラスは強化プラスチックを使用するなど、安全性、居住性、動力性能のバランスを極め、車重はわずか385kgであった。ゆっくりと春の花が咲く丘を走ろう!てんとう虫が羽ばたくように軽やかに。
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(大阪・赤レンガ倉庫内)
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定休日:月曜日
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