Rhyme of LIFE Spice of SPACE｜平尾工務店｜chapter７ 断熱と暖房

建築, 芦屋

生活に一層の優雅さを添えるパターンとなる家
すなわち、我々が今日暮らしているこの国にふさわしい家
我々の生活の事情に叶った家
近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトが追い求めた
理想と理念を受け継ぎつつ生活にリズムを与えるこだわりの空間を
エスプリとクラフトマンシップを込めて…

断熱と暖房｜芦屋モデル

平尾工務店の芦屋モデルハウスは、近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトの思想を受け継ぎ、部屋ごとの仕切りを極力なくした「連続する空間」のプランニングながら、寒さ厳しい冬の気候にさらされても室内は快適そのもの。ライトは「空調は、細心の知的配慮のもとで行なわなくてはいけない。生活の中で遭遇する温度差が小さいほど、生来備わった快適さが補償される」と述べているが、それを高い断熱性能と効率的な空調システムで実現している。
室内は天井、床、壁すべてに断熱を施している。壁の断熱材にはロックウールを使用。断熱性の高さのみならず、経年劣化がほとんどなく、結露の発生を防ぐ。寒さの入口となりがちな窓には、遮熱性能の高い複層ガラスと熱伝導率の低い木製サッシを採用。外気の冷たさをシャットアウトし、冬将軍も泣く泣く退散だ。部屋を移動してもさほど温度差を感じず、心臓に負担がかかるヒートショックの心配がない。換気の必要性が注目されている昨今、定評があるダイキン製機器で空気の入れ換えもスムーズに。電気代が心配だが、気密性や断熱性が高いのでランニングコストは抑えられ、むしろ室温の変化が少ないのでエアコンに負担がかからず、それが省エネやエコにも結びつく。
そして、リビングには大谷石のマントルピースが。クリーンなバイオエタノール暖炉のほか、薪ストーブの設置もOK。ゆらり揺らめく炎は部屋だけでなく、家族の心も温めてくれる。