6月号
時代を塗り替える大胆な個性 BMW2シリーズグラン クーペ
BMWの歴史は、冒険と挑戦の歩みでもある。ライト兄弟が有人飛行に成功してからわずか13年後の1916年に航空機エンジンメーカーとして創業、フィールドを空から陸に広げても卓越した技術で多くの不可能を可能としてきたBMWの進取的なスピリッツが、また新たな名車を生み出した。
2シリーズグランクーペはBMWのDNAを確と受け継ぎつつ、最新鋭のテクノロジーと秀逸なドライビング・ダイナミクスにより新たな次元へと昇華したプレミアム・コンパクト。流れるようなクーペデザイン、特にCピラーからリアセクションにかけてのルーフラインが美しい。伝統のキドニーグリルもどこか洒落たアレンジで、神戸の美景にも良く似合う。一方でリアビューはこれまでのBMWとは一線を画し、スタイリッシュでスマートなテールライトが視線を釘付けにする。
走りは軽快そのもの。Mシリーズの218iの心臓は1500ccながら力強く、軽やかでレスポンスも機敏。Mスポーツならではのサスペンションの感覚も心地良い。サーキットで培われたBMWのアイデンティティとスポーツドライブの興奮を満喫できるだろう。
そんなアスリートの側面を持ちながら、ジェントルで実用性に長けている点もこの車の特長。キーを持ったまま近づくとドアノブに触れることなく解錠、離れるとロックするキーレスエントリー、視認性の良いディスプレイを備えわずかな視線移動で必要な情報を確認できるBMWライブコクピット、ETC内蔵型ルームミラーなど多彩な機能を備えている。身を包むようなシートも快適で、リアシートにはチャイルドシート固定用コネクタも用意され、ファミリーカーとしての使いやすさも。また、マンションなどによくある一般的な機械式駐車場にも収まるサイズになっている。
ステアリングを握れば〝駆けぬける歓び〟が溢れ出す。GLIONグループのモトーレン神戸・モトーレン阪神各店でぜひその魅力に触れてほしい。
夢を叶えるドレスと出逢う
桂由美ブライダルハウス大阪本店
街路樹の緑眩しい御堂筋沿いのビルに、ひときわ目を惹くショーウインドウがある。桂由美ブライダルハウス大阪本店は、日本にブライダル文化をもたらした世界的デザイナー、桂由美さんのブライダルハウスで、全国でたった三つの直営店の一つ。GLION MUSEUMでのウエディングを支える存在でもある。
シャンデリアが煌めく宮殿のような空間で、花嫁となる日に纏うドレスをチョイスすれば心躍る。ユミカツラのドレスは360度どの角度から見てもシルエットの美しさが際立つだけでなく、素材の良さも魅力。ウエディングドレスはもちろん、お色直しのドレスや和装も充実。さらに新郎、両親など参列者のフォーマル衣装も一式揃う。
ブライダルのみならず、ドレスやカジュアルなどユミカツラデザインのプレタポルテもズラリ。和のエスプリを現代のセンスに織り込んだユミカツラならではの意匠が、パーティーから日々の暮らしまでさまざまなシーンを彩るだろう。
一度味わうと癖になる
AKARENGA STEAK HOUSE
100年以上の時を刻んだ大阪港の赤レンガ倉庫に、カーマニア垂涎の名車が並ぶGLION MUSEUM。その一角にあるAKARENGA STEAK HOUSEは、ハワイの老舗、ハイズステーキハウスの日本唯一の姉妹店だ。
自慢のビーフはアメリカ農務省の格付けにより最高ランクと認証された稀少なUSDAプライムビーフで、味わい、ジューシーさ、柔らかさいずれもトップクラス。さらにそれをウェットで3週間熟成させて旨味を引き出し、試行錯誤の上に吟味したコナラ、クヌギなど4種の薪で焼き上げるが、スモーク効果でほのかな薫香が独特な風味を醸し、一度口にすれば深く記憶に刻まれる。
テーブルサイドでシーザーサラダの仕上げやデザートフランベなどのパフォーマンスも楽しく、スタインウェイのピアノの生演奏も優雅。アンティークなインテリアのトラディショナルな空間で、五感を揺さぶる大人の夜をゆっくりと。
GLION MUSEUM
大阪市港区海岸通 2-6-39(大阪・赤レンガ倉庫内)
TEL.06-6573-3006
営業時間
平日 11:00~20:00(最終入館 19:30)
土日祝 10:00~20 :00(最終入館 19:30)
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)
入場料 大人(中学生以上)1,000円
小人(小学生)500円
駐車場料金 平日…無料/土日祝日1,000円