2014年
8月号
8月号
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Report KOBE 女性たちのイラン・ドバイの旅
デザイナー・藤本ハルミさんが主催する講演会「感動をあなたに…」で昨年11月に講師をつとめたイラン出身のシリン・ネザマフィさんは、高校卒業後に文部科学省国費留学生として来日、神戸大学、大学院で学んだ。在日中に日本語で書いた小説『白い紙/サラム』が第141回芥川賞候補に、2010年には『拍動』が第143回芥川賞候補に選ばれている。今年6月、藤本さんは、講演会の参加者らとともにイラン、そしてドバイへの旅に。現在はマイクロソフト社に勤務しているシリンさんは、もともと親日家であるご両親とともに、たくさんの親戚の皆さん総出で神戸からのゲストを歓迎してくれたとか。日本からの一行は茶せんと干菓子を持って行き、現地の食器でたてたお抹茶や、書道を披露し、大変好評だったという。
一行は、イランの古都・イスファハンのモスクや、ドバイの高層ホテルなどを訪ねた。参加者は女性15人、男性一人。87歳の藤本さんはじめ80代が3人。古都のモスクの彩色の美しさや、現地の方からの歓迎、そして中東のメトロポリス・ドバイなど、「本当に感動しっぱなしでした」と藤本さん。
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古都イスファハンの寺院にて
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ドバイの近代的なビルが立ち並ぶ浜辺で
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藤本さんは西陣織の帯で作ったジャケットをシリンさんにプレゼント
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美しいモザイクタイル