7月号
神戸の船上で記憶に残るひと皿を楽しむ ミシュラン店『杦 SEN』の料理長・杉澤健が監修する
「神戸リゾートクルーズboh boh KOBE」の季節の"神戸食"
「神戸の街は長い歴史の中で新しい物事へ挑戦することで様々な文化を創出してきました。洗練された世界で誕生したここでしか食べることのできない“神戸食”をご堪能ください」。神戸の港で革新的な取り組みを行う『早駒運輸』が「食文化」に着目して4年の月日が経とうとしている。現在、同社が運航する「神戸リゾートクルーズboh boh KOBE」では本格日本料理を楽しみながら、愛犬との時間、弦楽演奏を楽しむクルーズが話題を呼んでいる。京都の日本料理店『杦-SEN-』で店主兼料理長を務める杉澤健がメニューを監修。
『菊乃井』、『室町和久傳』、『祇園ろはん』で料理長を務め守破離の精神で「定食割烹」という新境地を開いたパイオニアが胸を貸し「京の厨房」や船内でクルーに直接指導を行っている。調理を担当する船内クルーは「食材の仕入れ、調理、所作まで学んでいます。特に一番出汁にこだわり、使用する食材を無駄にせず自家製の料理を生みだすなどサステナブルな取り組みにも力を入れています。」と語る。
船上という決められた時間、非日常のロケーションで「最大限のおもてなし」を実現するため衛生面、味付け、器や折敷に至るまで細部にわたりこだわる。お品書きは毎月変わり、目の前に広がる瀬戸内の幸も使用されている。また兵庫県や地元の神戸酒心館と連携して近代化産業遺産である湊川隧道で貯蔵した特別酒「隧ZUI」との相性も抜群だ。
同社ブランディングプロデューサーの渡邉美香さんにお話を伺った。
「私たちは再び訪れたくなる場所として心踊る体験ができるウェルビーイングなクルーズをめざしています。アニバーサリークルーズとしてスーパーストリングスコーベの生演奏などを組み合わせたり、愛犬と同じ時間を過ごしたり、非日常なロケーションで潮風を浴びながら本格日本料理を楽しめる唯一無二の観光船です。杉澤料理長からは日本の歳時記や、四季の移ろいに基づいて趣向を凝らす料理を習い、吟味した食材を用いて、他にはない“記憶に残る一皿”を味わっていただけるよう拘っています。贅沢な時間を過ごす貸切便のみならず、週末には﹃神戸食フェア﹄として気軽に本格日本料理をお楽しみいただいたりと、お客様からの予約も増えてきました。神戸の旅の思い出として、私たちの贈る﹃おもてなし歳時記﹄と共に海の表情や神戸の街並みの移ろいを楽しむboh boh KOBEでの旅へお出かけください。」
新しい縁、文化を受け入れ、吸収しながら進化する「神戸食」。ウエルネスな風が吹く中、心地よく揺れる船上と料理に胸を踊らせ60分の船旅が始まる。
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