2017
01.11
01.11
神戸の元になった町 「元町」!
神戸元町商店街は、実は140年以上の歴史がある商店街なんです。
神戸が開港すると外国人居留地ができ、その周辺にお店が集まりました。
西国街道沿いにも、お店が並び賑わうようになり、
1874年(明治5)5月20日にその一帯が兵庫県令・神田孝平の命によりにより「元町通」と改称され、「神戸元町商店街」が誕生します。
商店街の通りが実は由緒ある道だって知っていますか?
実はこの道は平安時代に 整備された西国街道。
京都と下関を結ぶ重要な街道で、大名行列が通りました。
元町には「日本で初めて」がたくさんある商店街でもあります。
商店街の道路は1913年(大正2)に舗装されましたが、
一説によるとこれが日本初の本格的アスファルト舗装とされています。
1丁目のユーハイムは、日本のバウムクーヘン発祥のお店です。
3丁目の放香堂は明治初期に日本で初めてコーヒー豆を輸入し、日本初の喫茶店をオープン。
4丁目の柴田音吉洋服店は、1883年(明治16)に創業した日本人初のテーラーです。
伊藤博文の洋服を仕立てたことでも知られています。
創業100年を超えるお店は、なんと約20店舗もあるんです。
4丁目にある赤壁商店は、今年で149歳!
神戸開港が150年ですから、神戸の歩みと共に歩んできたのですね!
神戸の元になった町だから「元町」なんですね!
ところで、現在の大丸神戸店も元町商店街にあったことをご存知ですか?
大丸呉服店という屋号だったようです。
昭和2年に現在の旧居留地に移転していますが、それ以前は、この149歳の赤壁商店の隣にあったんですよ!
絵葉書にも描かれていますよ!