2025年
3月号
3月号

特集 世界中の旅人を、食を、灘五郷で繋ぐ「食楽酒」ツーリズム -扉-
日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録された。日本を代表する酒どころ「灘五郷」。神戸は国内でも希少な硬水が流れている地域で、灘の日本酒に欠かせない名水「宮水」は、江戸時代より酒造りを支える仕込み水として知られてきた。灘の日本酒は、和洋を問わずどんな食材・料理にも合うとされ、料理人から食中酒として高く支持を受けてきた。
灘五郷28種類の日本酒の魅力を発信する拠点「灘五郷酒所」は、近年メディア掲載や外国人リピーターを獲得、「灘五郷はSAKEの首都だ」というような外国人観光客からの高い評価を獲得している。
今回、外国人を対象に神戸の水と日本酒の関係を学び、そして、神戸最高峰のお料理と日本酒のペアリングを楽しむ「世界中の旅人を、食を、灘五郷で繋ぐ『食楽酒』ツーリズム」モニターツアーが行われた。