07.19
WEB版 エンタメ情報|ミュージカル『モダン・ミリー』
女優 朝夏まなとさん
朝夏まなとさんが「ハッピーオーラ全開のぶっ飛んだ明るいお芝居」と語るミュージカル『モダン・ミリー』が、8月に大阪で再演!
前回に続きミリーを演じる朝夏さんが、この作品の見どころを語った。
歌って踊って、ハッピーオーラ全開の舞台が
大阪に帰ってくる!
初演は2022年。大阪での千穐楽について、「お客様の大きな笑い声はよく覚えています。劇場に大勢が集まって、大声で笑うことが当たり前ではないと、この数年で実感しました。だからこそ、舞台へのモチベーションはよりあがっています」。
宝塚歌劇団在籍中はトップスターとして『王家に捧ぐ歌』『エリザベート』など、退団後は『マイ・フェア・レディ』『天使にラブ・ソングを 〜シスター・アクト〜』など多くの作品に出演、活躍中の朝夏さん。どんな役柄も魅力的に演じ分けファンを魅了し続けているが、近年の出演作にはコメディが多い気が…と問われると、「笑いのリズムが好きなんです(笑)。“笑っていただく”って、すごく難しいことで、実は脚本も演出も、ものすごく考えて作られているんです。演じるのは面白いんですよ」。だからこそ、この作品の再演の話はとてもうれしかったと話す。
原作は1967年公開のミュージカル映画『モダン・ミリー』。ブロードウェイ版は、1920年代のカラフルな衣装を次々と替え、華やかなダンスシーンが印象的な舞台となり大ヒットした。
「ここまでダンスシーンが多いミュージカルはなかなかありません。みんなで踊るのは本当に楽しい。観ているお客様もきっとそう思うはずです。今回は私の大好きなタップダンスもたっぷり(笑)」。椅子に腰掛け、足だけでタップを踏むシーンがあり、「最近は日常生活でも、座っていると自然に足がリズムをとっていたりする」とか。
劇中、ミリーが言われる「あなたの心の声を聞くの」と言うセリフに触れ、「情報が多い毎日。時々考えてみるんです。“本当に自分の気持ちなのか? 流されてはいないか ”と」。大切なものは何?愛?お金?時間? ミリーに問われることになりそうだ。
STORY
1920年代のニューヨーク。「大切なのはロマンスよりも理性!」をモットーに、モダンガールに憧れて田舎町から出てきたミリーは、下宿先で知り合ったドロシーや偶然の出会いを繰り返すジミーと仲良くなったり、玉の輿を狙って就職した会社の社長・グレイドンに猛アプローチをかけたり、世界的歌手マジーのパーティーに参加したりと新しい生活を楽しむ。
そんな時、ドロシーが行方不明に!下宿先の女主人ミセス・ミアーズが、下宿にきた身寄りのない女性たちを誘拐していると知ったミリーたちは、ドロシー救出作戦を決行!
果たしてミリーたちの運命は!?そして、ミリーが見つけた本当に大切なものとは――。
公演情報
ミュージカル『モダン・ミリー』大阪公演
日時:2024年8月3日(土)12:00/17:00
8月4日(日)12:00
会場:大阪 新歌舞伎座
脚本:リチャード・モリス ディック・スキャンラン
新音楽:ジニーン・テソーリ
新歌詞:ディック・スキャンラン
広東語翻訳:ドゥラ・レオン(柯杜華) スーザン・チェン
原作/ユニバーサル・ピクチャーズ同名映画脚本:リチャード・モリス
演出/翻訳:小林香
出演:朝夏まなと 田代万里生 廣瀬友祐 夢咲ねね 大山真志 / 土居裕子 一路真輝
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