11月号
第10回 神戸マツダファンフェスタ 2023
みんなで体験するモビリティの新世代!
〜人がクルマをつなぎ、クルマが人をつなぐ〜
神戸マツダファンフェスタに込めた思い
2012年から始まった神戸マツダのファンイベント「神戸マツダファンフェスタ」。今回は、第10回目の節目にあたることから、姫路城世界遺産登録30周年で盛り上がる姫路市の姫路市文化コンベンションセンター「アクリエひめじ」を舞台に、播磨地区では初めての開催となった。
テーマは「みんなで体験するモビリティの新世代!〜人がクルマをつなぎ、クルマが人をつなぐ〜」と題し、これまでお世話になった顧客やパートナー企業の社員はもちろん、一般参加者(事前申込制)も募り開催。2日間での来場者は5,842名で、マツダのクルマと神戸マツダを知ってもらいたいという思いのこもった大イベントになった。
開催にあたり、株式会社神戸マツダの橋本覚代表取締役社長は「第10回は、今までより派手にやろう」とアクリエひめじの全館(大ホール、中ホール、小ホール、1F・屋外展示場、4階会議室)を貸し切ることを決めた後に、多くの人に楽しんでもらえるコンテンツは何かと考えたという。
「神戸マツダファンフェスタ」は、自動車販売を手掛ける会社でありながら、クルマの販売を全く行わないイベント。シンプルに「マツダブランド」あるいは「神戸マツダブランド」をより愛してもらうため、マツダという会社がどんな考え方でクルマと向き合っているか、神戸という地域の名前を掲げる企業の使命として、社会的課題に挑戦する姿を知ってもらうためのイベントと位置づけている。
播磨地区での初開催となった今回、より多くの人がここでの体験や経験を通して、マツダとの思い出にしてもらえればと語った。
最新技術や西日本初披露の車両展示で魅了
会場は、多くの人でにぎわい、その内容も盛りだくさん。
9月14日から受注販売を開始したばかりの新型ロータリーエンジン搭載車「MAZDA MX-30 Rotary-EV」やスポーティーな世界観とレトロなカスタムカーの雰囲気をまとった特別仕様車「RETRO SPORTS EDITION」は西日本初公開。試乗体験の代わりにVR体験を充実させ「ロードスター・CX-60」の360度VR試乗体験やサーキット走行の疑似体験。他にもSeDV(福祉車両)やバイオディーゼル車の開発状況など、マツダの最先端技術にふれることができた。
神戸マツダの取り組み
地域の人に楽しんでもらえるよう大ホールではスペシャルライブ、中・小ホールでは講演会や地域団体のダンスやジャズのステージなどを開催。
展示会場では、神戸マツダの本社がある神戸市兵庫区で実証実験中のコミュニティバス「みんなのバス」やウェルビーイング(心身と社会的、経済的に幸福な状態を意味する概念)関連商品、神戸・播磨地域の魅力を紹介する物産ブース、屋外ではご当地グルメ、保育園事業にも取り組む神戸マツダらしい小さな子どもたちが楽しめるコーナーなど、来場者は飽きることなく楽しめたに違いない。
地域とのつながりを大切に考える神戸マツダの思いが会場いっぱいにあふれていた。