5月号
甲南大学「キッズフェスティバル」開催!!
親子で楽しむ春休みの一日
甲南大学「キッズフェスティバル」
甲南大学岡本キャンパス「iCommons」で3月26日、「キッズフェスティバル」が開催された。あいにくの雨にもかかわらず多くの親子が訪れ、春休みの楽しい一日を過ごした。
甲南学園100周年記念事業の一環として岡本キャンパスに開設された複合施設「iCommons」はここに集うあらゆる人たちと学生たちが縦横無尽につながる「結節点」。役割の一つ「地域との結節点」として2017年、誰でも参加できるキッズフェスティバルが開催され大好評。その後20年からコロナ禍での中断を経て、さらに進化し4年ぶりの開催に至った。
学生や職員が企画実行、近隣企業や団体の協力も得て、地下1階、地上4階建て、吹き抜けを有する大きな空間をフルに活用し、17のプログラムが用意された。
ジャズ研究会の「JAZZの演奏をしてみよう」、和太鼓甲の「和太鼓を演奏してみよう」では学生たちが優しく丁寧に楽器の使い方や叩き方のコツを子どもたちにレクチャー。学生が作ったメタバースキャンパスでは親子で〝なんぼーくん〟さがし、留学生と一緒に英語で遊ぶコーナー、天文同好会のプラネタリウムなど学生主体の企画がもりだくさん。
ものづくり体験もいろいろ。美術部員陶芸班の指導を受けながらお皿や小物を造形し、学生が釉薬をかけて焼き上げてくれる作品を後日受け取れる「陶芸を体験しよう」、プロの和菓子職人指導のもとで季節の和菓子づくり、スノードームやミニ四駆づくりには事前予約した親子が参加。エコバッグやフォトフレーム、昔ながらのおもちゃづくりなど、当日参加ブースはどこも大にぎわい。
1階オープンスペース広場「agora」では神戸市消防音楽隊のオープニング演奏に続き、和太鼓甲とジャズ研究会の演奏が披露され、大階段に集まった観客から大きな拍手が送られた。明るく広々とした学生食堂でランチを済ませたら午後の部へ。縁日には終日、楽しい遊びコーナーが並び、この日の岡本キャンパスiCommonsは大人も子どもも、みんなの笑顔にあふれた。