12月号
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大丸神戸店×神戸学院大学×老祥記 もとまち こどもマルシェ ~マーケティングで学ぶお店の『価値』の伝え方~
大丸神戸店と神戸学院大学が協働開校する「もとまち こども大学」。そのプログラムの一つ「もとまち こどもマルシェ」が10・11月に開催されました。様々な学びと商品を介して地域をつなぐことを目的としたワークショップで、2021年度から「老祥記」の特別協力を得て、実施されています。
商品の価値って?
どう伝え?
どう売るか?
『老祥記』では、神戸の食文化を支えることを目的に子ども向け食育事業にも取り組んでいる。大丸神戸店と神戸学院大学と連携して始めた「もとまち こどもマルシェ」もその一つ。昨年は兵庫・神戸にゆかりのある具材「栗入り豚まん」を創作し、200個を完売。今年は「タコ(淡路島産)」「丹波の黒枝豆」の豚まん2種を売る戦略を小学生8名が考えた。ワークショップは全3回で、1回目は老祥記の歴史や元祖豚饅頭の人気の秘密、販売価格の設定などを、2回目は価値を伝えるPR、接客について学び、最終回は実際に大丸神戸店のこども店員として販売に挑戦。ユニークなのはよくある料理教室ではなく、マーケティング視点から社会の仕組みを学べること。ビジネス戦略を楽しみながら理解・体験し、未来を担う子どもたちにとって価値ある学びの機会となった。
“未来をつくるこどもたちの創造性を高めたい”と大丸神戸店と神戸学院大学が協働し2017年より開校。
地域社会の発展や次世代支援を目的に、食育・経済・防災など様々なこども向けワークショップを実施。
「もとまち こどもマルシェ」のワークショップは全3回
Workshop 1回目 10/29
神戸学院大学 経済学部 木暮ゼミ(2年)の学生が各グループのサポートを務め、子どもたちと商品の魅力(価値)づくりを考える。1回目は「曹家包子館」で地域とお店を題に老祥記の豚饅頭の魅力を研究。豚饅頭包みの体験後、試食して味の特徴を確認、販売価格などを決定。
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学ぶ 老祥記の豚饅頭はどうして人気なの?
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みる 老祥記に移動して厨房を見学
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つくる 豚饅頭包みに挑戦!
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食べる 各豚饅を食べ比べ
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考える いくらで販売するかチームミーティング
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発表する 皆で考えた答えとその理由を発表
2回目 11/12
大丸神戸店から接客を、神戸学院大学 経済学部の木暮先生からマーケティングの視点を学び、商品の魅力を伝えるPOPや動画などを製作(場所:神戸学院大学神戸三宮サテライト)
3回目 11/19
1日限定『もとまち こどもマルシェ』を開店。こども店員になってオリジナル豚まんを販売(場所:大丸神戸店1階外廊)
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修了証をもらってニッコリ
公募した兵庫の具材453案の中から「タコ(淡路島産)」「丹波の黒枝豆」に決定。『老祥記』が開発し、2種のオリジナル豚まんが完成
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今年の豚まんはコレ!
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左から
大丸神戸店営業推進部・太田陽子さん
老祥記四代目・曹祐仁さん
大丸神戸店営業推進部 有馬早紀さん
神戸学院大学 経済学部 准教授・木暮衣里さん