2019年
5月号
5月号
美食の街である神戸から、 優秀な料理人を育てたい!
学校法人育成学園 神戸国際調理製菓専門学校が
第1回「春休み高校生料理コンクール in KOBE」を開催!
神戸から未来の料理人を育てたい。去る3月28日、学校法人育成学園 神戸国際調理製菓専門学校が主催となり、第1回となる「春休み高校生料理コンクール in KOBE」を開催した。今回のテーマは、「お米料理」。全国81チームがエントリーし、書類審査をへて8チームが決勝大会に出場した。出場チームは制限時間90分で創意工夫をこらした作品を作り上げた。審査委員を務めたホテルオークラ神戸・中田肇総料理長は、「料理で最も大切なのは安全。手をしっかり洗っているか、またゴミを見て食材を無駄にしていないかまで見た」と。厳しい審査の結果、グランプリ賞に輝いたのは、瀬川陽菜さん、森上美乃音さんの「Sœur de riz」(育成調理師専門学校)。お米をスイーツ風にアレンジして、イチゴやオレンジ、ブルーべリーをトッピング、創造力もさることながら美味しさ、また衛生面でも高評価を得た。準グランプリ賞には、山本未来さん、井上采音さんの「OTH-Cooking」(兵庫県立小野工業高等学校)。また、特別賞に2チームが選ばれた。
「美食の街である神戸から、優秀な料理人を育てたい。この大会がそのきっかけになれば」と植木砂織・理事長兼学校長が今後の抱負を語った。