5月号
魂を揺さぶるイノベーションが ドライバーを未知の感動へ BMW 320i
魂を揺さぶるイノベーションが ドライバーを未知の感動へ BMW 320i
「セダンはダサい」なんて、誰が言った?物事の本質が見えぬ者の声に耳を貸す必要はない。セダンはクルマの王道。中でもプレミアムセダンは永遠の憧憬を集めている。
数あるプレミアムセダンの中でも、BMW3シリーズは一線を画す。世界で累計1,500万台以上が販売され、名門・BMWにおいて最も成功したモデルと評されているのだ。3月に待望のデビューを果たした新「320i」はそんな3シリーズの7代目。1975年に搭乗した初代「E21」から度重なる進化を遂げ、日本の市場ニーズにフォーカスしたきめ細やかな性能や機能を誇る。
スポーティーで躍動感のあるデザインは前モデルのイメージを継承しつつ、より精悍な印象に。伝統のキドニーグリルは1つのフレームで構成、ヘッドライト下の切れ込みもまたシャープだ。フラットなアンダーボディーや流れるようなフォルムは、美しさだけでなくエアロダイナミクスの原理に基づいている。優れた空力性能により燃費向上や高速走行時の車両安定性、室内のノイズ低減にも貢献する才色兼備の造形美は、街のシーンにも山海の風景にも馴染む。
室内は外観のサイズ感より広く感じられ、シートは程よいホールド感があり運転時の疲れを低減させてくれそうだ。ゆったりとした後部座席は、専用の空調コントロールやUSBポートなどの細やかな配慮が嬉しい。
コックピットはフルデジタルディスプレイでありながら、メーターをアナログ風に表示。見やすいだけでなく速度や回転数を感覚的に把握しやすい。しかもマップや場所情報も表示され、逐一ナビへ視線を移す必要もないからドライブに集中でき安全性にも貢献する。
そして何よりも驚くのは、AIを備えたBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント。会話というインターフェイスでナビやオーディオの操作、天気や渋滞情報の検索、携帯電話の通話はもちろん、なんと雑談にまで答えてくれる。AIで処理できないことはシームレスにオペレーターに繋がれサポートを受けられるが、言うなれば優秀なコンシェルジュが同乗している感覚だ。
運転支援システムも先進的。日本初導入となる近距離、中距離、遠距離の3カメラと毎秒2兆500億回の画像解析能力で正確かつ迅速な危険予測を実現。ドライバーから見えにくい視野角も見通し、予測しにくい状況も察知してくれる。煩雑な縦列駐車や並列駐車を自動でおこなうパーキング・アシスト・プラスは、駐車スペースも検知するというすぐれものだ。
アクセルもハンドルも軽快なレスポンスで、ドライビングの愉楽を充分に味わえる。新型320iエンジンはわが国の道路事情に合わせて開発された日本専用タイプで、2.0Lとは思えないほどのパワーがあり、六甲の山道でも軽快だ。一方で静かで振動も少ない。
これだけ卓越したマシンでありながら、450万円台~というコストパフォーマンスは衝撃。さあ、BMWのステイタスとパフォーマンスを手にしてセダンの本流を邁進し、神戸の潮風を疾風に変えよう。
BMW正規ディーラー Kobe BMW http://kobe.bmw.jp/
BMW正規ディーラー Hanshin BMW http://hanshin.bmw.jp/