8月号
注目品をピックアップしてご紹介|播州織ブランドが大集結!|「ひょうご国」
TOPICS 2
播州織のブランドが大集結!初日~9月2日(火)は「tamaki niime」と「WOVE MELT」ほかが出店。9月3日(水)~9日(火)は「POLS」「Gohobi」「FUJI GAUZE」「mulberry fabric」
「織馬鹿」「clocomi」「hatsutoki」の商品が並ぶ。
播州織 播磨
染・織・加工技術が光る先染織物
播州織は1792年に現・西脇市比延町の宮大工、飛田安兵衛が京都・西陣から織物製作の技術を導入したことが起源と伝えられている。先に糸を染め、染め上げた糸で柄を織る「先染め」が特徴。自然な肌触りと豊かな色彩を生かした生地をシャツやブラウス、ストールなど様々な製品に加工。品質の高さから国内外のブランドの生地にも採用されている。


tamaki niime
玉木新雌さん(写真)が創設。兵庫県西脇市を拠点として、コットンの栽培から紡績や染色、織り、編み、縫製、仕上げまでの全てを自社で取り組む。播州織の伝統技術をベースに、先染めによる独特な色合い、風合い、昔ながらの織機を使った「1点もの」の作品づくりにこだわる。ブランドの代表作ショールほか、シャツやワンピース、パンツ、靴下や日傘など、さまざまなアイテムを展開。

Gohobi(ごほうび)
「藤井茂織布」が手掛ける播州織の生地を使用したブランドで、独特な色使いと複雑な織柄が特徴。「ご包美」を「ご褒美」に…をテーマにしたストールの数々は、凹凸感あるカジュアルな生地やストライプ生地、独自の色使いで複雑な織り柄はもちろん、肌触りのすばらしさにも定評がある。


mulberry fabric(マルベリーファブリック)
「桑村繊維」が展開する播州織を使用した製品雑貨ブランド。「アパレル服向けに開発された生地を身近な生活雑貨に…」をコンセプトに、伝統的なタータンチェック柄の小物を提供。かわいいルームシューズやサコッシュ、バッグなどにファンが多い。


織馬鹿(おりばか)
播州織の製造元「織馬鹿」が自社商品を開発。「柄」と「模様」のアクセントが特徴的なジャガード織のストールは、織り上げた生地を洗って干す工程を何度も繰り返すことで、肌触りは柔らかく、それでいて型崩れのしにくいものに。全国伝統的工芸品公募展入選など、その技術は折り紙付き。

clocomi(クロコミ)
兵庫県多可町で播州織を製造する「コンドウファクトリー」が「暮らしによろこびを届ける」をコンセプトに、ジャカード織機で織った生地やグッズを展開。天然素材コットン100%の3重ガーゼタオル「こなゆき」はまるでパウダースノーのように「ふわさらっ」とした肌触り!

hatsutoki(ハツトキ)
兵庫県西脇市にある「島田製織」のファッションブランド。奥行きのある色味が特徴の播州織を用いたストールやシャツ・ブラウスをはじめ、天然素材の涼しげなパラソルや晴雨兼用傘の人気も高い。傘は全商品に撥水とUVカット率90%以上加工を施し、ハンドルのカスタムオーダーも可能!


WOVE MELT(ウーヴ メルト)ほか
播州織をベースとした様々な布製品を提案する「大化産業」。同社の4代目、高橋直也さん(写真)が中心となって運営するプロダクトブランド「WOVE MELT」では名刺いれや小物入れをはじめ、万博会場の展示品「布の織り紙」も手掛ける。ほかにも播州織のECO DISH TOWEL(手にも環境にも優しい食器用タオル)や、自社のアップサイクル素材を活用したアクセサリーなども展開。



FUJI GAUZE(フジガーゼ)
1950年に兵庫県西脇市で創業した「藤原染工」の自社ブランド。大人気の「くしゅくしゅアームカバー」は左右で柄や色が異なるユニークな仕様で、長さも調整可能。また万博会場で注目を集めたワンちゃん型のメガネスタンドや花鳥柄のガーゼタオルなど、多様な布製品を展開!



POLS(ポルス)
創業120年以上の老舗播州織メーカー「丸萬」とテキスタイルデザイナー梶原加奈子さん(上写真の中央)のコラボレーションで誕生。柄や色の切り替わり、織り方の変化による繊細な表現が美しいジャカード織りが評判!ファッションやインテリアのアイテムで「テキスタイルの楽しみ」を発信する。















