ノースウッズに魅せられて Vol. 34
おとなしいひと 木から木へと飛び移り、体の割に目立つ鉤爪でがっしりと幹を掴む。そして、や…
おとなしいひと 木から木へと飛び移り、体の割に目立つ鉤爪でがっしりと幹を掴む。そして、や…
2019年8月にスタートした連載を、WEB上で公開することにいたしました。 家で過ごす時…
水辺の故郷 まだ春浅い湖をカヌーでゆく。小さな島の横を通り過ぎようとしたら、前方の水面下…
カリブーの越冬 凍結した湖面に、カリブーの群れが現れた。深い雪の上でも、軽やかな足取りで…
ワタリガラスの翼 ある年の冬。野営道具をソリに積み込んで、原野を旅していた時のこと。一週…
オオカミの群れ 「飛ばないか、何か動物が見れるかもしれないぞ」 風の穏やかな冬のある日…
鳴り響く冬の知らせ どんよりとした空の下、北西風が寒気を運んでくるようになった。大気に満…
最後の贈り物 大学時代に沢登りをはじめた時から、山中での一番の楽しみは焚き火だった。釣っ…
無為に過ごす時間 ある秋、森の奥で一ヶ月ほどキャンプをしていた時のこと。けもの道にカ…
世界最北の砂丘 「まるでアラビアン・ナイトのような光景が、この北国にもあるんだ。見渡す限…
生え変わる角 夏の水辺はムースがよく似合う。水中へ頭を突っ込むと、しばらくしてザバーッと…
焼け野に吹く風 かつてカヌーの師と共に長い旅をしている途中で、美しい湖と出会った。点…