6月号

KOBECCOお店訪問|Restaurant Rokumei saryu (レストラン ロクメイ サリュウ)
幅広いメニューを取り揃え、滋味深きジビエの未来を拓く
4月24日、兵庫県立美術館2階に鹿肉料理をいただけるレストランがオープン。とはいえ、格式高いジビエフレンチではないのでご安心を。鹿カツのサンドイッチや猪鹿ボロネーゼなど、兵庫県産ジビエを気軽に味わえるスタイルで早くも話題を集めている。運営するのは元町のジビエ料理専門店「鹿鳴茶流 入舩」やジビエ専門精肉店を展開する「㈱メリケンヘッドクォーターズ」。兵庫県下でも深刻化する農林業被害対策として頭数調整された鹿を有効活用するべく、ジビエ流通の仕組みをつくったパイオニアだ。ジビエは神戸市内より半径100㎞以内で調達した上質なものを使用。地産地消で輸送距離を減らすことでCO2排出量の削減にも貢献。「ジビエを通じて(繋ぐ)地域を豊かに」をコンセプトに、暮らしと社会をより良くすることをめざす。
美味しくてヘルシーな鹿肉をしっかり味わいたい人向けに、猪鹿ハンバーグや鹿のグリエなど、メインを選べるコース¥3520~(要予約)も用意。当日1時間前まで予約が可能で、鶏肉や牛肉料理のチョイスも可能。六甲ビールや兵庫県産ナチュラルワインもあり、美術館鑑賞の前後に優雅な時間を過ごすのにぴったりなお店。

紫蘇のファラフェル(ヒヨコ豆のレバノン風コロッケ)サラダ
¥1,100※ベジタリアン対応メニュー

鹿カツレツサンド¥900などの
テイクアウトできる軽食も用意

白鶴酒造大吟醸酒粕のレアチーズケーキ¥900など、
デザート&ドリンクのカフェ使いもぜひ

脂肪が少なく、鉄分、ミネラルが豊富な鹿肉の魅力を存分に引き出したメニューの数々。
鹿コートレット(カツ)¥1,000

猪鹿ボロネーゼ¥1,650

しっとりとした食感の鹿生ハムと
姫路の戸部農場のクレソンを使用したオープンサンド¥1,150。
「ニホンジカまるごと1頭有効活用」の想いのもと、
カトラリーレストや花瓶などに鹿の骨や角を活用


お店は兵庫県立美術館2階の海側。
自然光がふんだんに降り注ぐガラス張りの店内で、
海の眺望を愛でながら食事を楽しめる

©Masaki Tada
世界的に活躍する建築家・安藤忠雄氏が設計した兵庫県立美術館2Fにオープン。
レストランやカフェのみの利用も可能
Restaurant Rokumei saryu
神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
兵庫県立美術館2F
078-262-1011(兵庫県立美術館代表番号)、
予約専用番号090-6218-0295
11:00~17:30(LO17:00、コースLO16:30)
月曜定休(祝休日の場合は翌平日)、
美術館休館日に準ずる
https://www.instagram.com/rokumeisaryu_hyogo_artm












