2017
02.20
02.20
「北坂養鶏場」と「中西牧場」
淡路島ブランドの北坂養鶏場の国産たまご。
たまごの皮を割らずにプリンにして、シロップをかけて食べる
「北坂たまごプリン」をご存知の方も多いと思います。
実は、国内に出回るたまごの5%のみが国産たまごだそうです。
その5%の国産たまごを育てるのが、北坂養鶏場さんです。
北坂養鶏場では、養鶏場の近くにおしゃれな直売所をオープンしています。
この小さなお店に、濃厚で新鮮なたまごを求めて、
お客さんが途切れることなく、やって来ます。
ここには、ニワトリがゲージで買われていますが、
さぞかし臭いのかな、と思っていると、
ほとんど糞の臭いがしません。
オーナーの北坂勝さんに伺うと、ニワトリが暮らす地面にはおがくずを引き、
そこに特殊な微生物を混ぜているとのことです。
この微生物が、糞を分解することで、清潔な環境を作り、
ニワトリもストレスがかからないそうです。
北坂養鶏所さんに伺って思い出したのが、
神戸ビーフの最優牛を数多く育てる中西牧場さん。
牛舎は、風通しが良く、湿気がほとんどありませんでした。
ぬかるみ、なんてまったくありません。
餌にも農薬を使用しない牧草を与えます。
今は亡き、中西義徳さんは、
「牛を育てる上で、もっとも大切なことは、ストレスをなくすこと」
と、お話されていたのを思い出しました。
ニワトリも牛も、美味しさの秘訣は、「ストレスをかけない」ことなんですよ。
■北坂養鶏場
淡路市育波1115-1
TEL.0799-70-7267
直売所/9:00~17:00※商品はお取り寄せも可能