4月号
ディッシュウィークで神戸を元気に! ー 第4回神戸ディッシュウィーク
神戸ディッシュウィーク創造委員会 代表幹事
株式会社Synergy Café代表取締役
春名 良則
神戸ディッシュウィーク創造委員会 幹事
てこいち代表
大山 和正
キリンビールマーケティング株式会社
神戸支社 神戸支店 主任
畑原 健介・穂積 瑛章
4月5日(土)~10日(木)に開催される「神戸ディッシュウィーク」は「神戸のために何かしたい!」という想いから生まれました。神戸のおいしさ・魅力がたっぷりつまったディッシュウィークから見る、今後の神戸の可能性についてお聞きしました。
飲食店発信からはじまった神戸を元気にするイベント
春名 神戸ディッシュウィークは今回第4回目を 開催するにあたって、初めて飲食店を運営する人のみで実行委員会を組織しました。これまでは企画、運営においては様々な企業様と一緒に行って いたのですが今回からは、地元神戸の飲食店に関わる人達で全てを取り仕切ってきました。
大山 第4回目とこれまでとの大きな違いは、特別協賛をキリンビールさんだけにしたことだと思うのです。参加店鋪のすべてがキリンビールを取り扱っていることともあってつながりが強く、何よりも神戸らしさをより強く打ち出せます。
畑原 神戸、三宮の活性化のために開催されるディッシュウィークですから、弊社の提案を気に入っていただけて嬉しいです。
春名 一回目は約40店鋪からスタートしたのが、今回の参加店舗数は80店鋪以上にまで広がりました。実施をはじめた時は、誰もやったことがないことだったので、まず趣旨をわかってもらうことが大変でした。書面だけでは伝わりませんし、直接うかがって「儲かりませんよ」と言って回ってました(笑)。ただ面白いことができるとは思っていました。
大山 難しい部分もありますよね。店鋪ごとに席数も違えばパフォーマンスも違います。それをとりまとめるのは大変です。でも参加させていただいたことで良い経験になったと思っています。
ドリンクと料理で楽しむ各店こだわりの千円メニュー
春名 参加店鋪の情報はスマートフォン用オフィシャルサイトで見ていただけます。期間中、好きなお店で、1ドリンク1ディッシュのメニューを千円で楽しんでいただけます。そして4つのエリアを回って、4つのシールを集めると、有馬温泉宿泊券やコンチェルト乗船券などプレゼント応募ができるようになっています。各店舗こだわったメニューを考えますから、どのお店でもかなりのお得感があるはずです。私のところでは過去には、淡路鳥を使ったセットなどがありました。兵庫県ならではだと思いまして。
畑原 個人的には、このイベントに参加させていただいたのは、これで2回目なのですが、「にはとりや」さんのメニューがおいしい鳥のおさしみが付いて千円だったことに驚きました。
大山 うちは前回、チキンステーキの盛りだくさんランチで参加しました。今回もお昼メインで品数にこだわって考えてみようと思っています。
春名 五百円チケットのイベントは多いと思うのですが、五百円ですと原価などを考えると、かなりメニューが制限されてしまうのです。だから神戸ディッシュウィークは千円にしているのです。千円内のメニューでしたら、表現の幅がかなり広がります。ボリュームにこだわるお店、品質にこだわるお店など、お店ごとに様々な工夫ができますから。
穂積 今回は全店でスミノフコスモポリタンというカクテルを取り扱っていただくことにもなっています。
畑原 コスモポリタンはウォッカとクランベリーのカクテルで、新しい食のシーンに合うお酒として売り出しています。そして神戸製鋼コベルコスティーラーズの応援カクテルでもあるのです。そのつながりもあって今回、神戸製鋼ラグビー部さんにも神戸ディッシュウィークに参加してほしいとお願いしたところ、後援してくれることになりました。
春名 神戸の魅力を発信できる方法のひとつだと思い、第1回目から模索し、変化しながらやってきました。これまではチケットを事前購入してもらっていたのですが、今回はそれも廃止しました。
大山 兵庫県との連携も考えています。今回はJA兵庫六甲さんとのコラボレーションも企画しています。期間中、兵庫県産野菜の販売コーナーを作ろうと考えており、次回のディッシュウィークでは旬の野菜を使ったメニューなどもできるのではと思っています。キーワードは地産地消です。神戸の野菜と神戸のお店、そして神戸のビールを楽しんでいただきたい。
穂積 リニューアルしたことで改めて「一番搾り」の意味を説明させていただく機会が増えているのですが、まだまだ知ってもらわなければと思います。キリンビール神戸工場は兵庫県唯一の大規模ビール工場で、地元の水を使っています。「兵庫県=キリン」と言われるようになりたいですね。
神戸活性化の可能性を広げる神戸ディッシュウィーク
春名 飲食店メインではじまったこのイベントも、キリンビールさんとご一緒させていただいたことで大きな可能性が広がりました。三菱系の企業など、私たちが普段お会いすることができない企業の方を紹介してもらい、飲食店だけではできないいろいろな提案をいただきました。神戸を盛り上げていくコンテンツをもっと作っていけたらと思います。
大山 我々は料理を作る側ですのでやれることに限界があります。今回キリンビールさんとご一緒させていただいて、我々だけでは不可能なスケールメリットを感じました。神戸ディッシュウィークの可能性が広がったと思います。
畑原 イベントに参加したお客様からは「いろんなお店に行けて楽しい!」という声を聞いています。神戸ディッシュウィークはリピーターがとても多いイベントです。関西は景気がまだまだ良い状態とは言えませんが、だからこそ「神戸は楽しい」と思っていただかなければならないと思います。キリンビールはその神戸に「一番搾り」のブランドを立てていきます。一番搾りの黄色のカラーを目印にたくさんの方に参加していただきたいです。
穂積 とにかく「楽しい」を感じていただきたい。そして神戸を代表するイベントを目指したいです。お客様、参加店鋪、私ども、みんなが楽しいイベントとして発展していきたいですね。
第4回神戸ディッシュウィーク
神戸のこだわりの一皿を堪能
神戸の食をよりお得に、お洒落に、美味しく楽しむ「神戸ディッシュウィーク」。第4回となる今年は、4月5日から10日にかけて行われ、過去最多の88店舗が出店する。
各参加店舗等に設置されているチラシ、またはスマホの画面を当日、お店で提示いただくと、1,000円で、その店特製のこだわりメニュー一皿とワンドリンクをいただけるこのフェア。お店をハシゴするのもよし、恋人や友達と楽しむのもよし。おいしい神戸を満喫しよう!
■期間:2014年4月5日(土)~4月10日(木)
■出店エリア:三宮・元町エリア(50店舗)、
神戸駅エリア(16店舗)、北区・西区エリア(7店舗)、
灘区・東灘区エリア(15店舗)
計88店舗
料金:1,000円(1ディッシュ+1ドリンク)
参加方法:各店舗等に設置されているチラシまたはスマホの画面を当日、お店でご提示ください。
※チケットの事前購入等は不要です。
お問い合わせ:http://kobedish.com/