2016
08.24

北野町の名前の由来について

カテゴリ:おすすめスポット, 編集部ブログ

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異人館の街、北野町。
この北野町の名前は、北野天満神社に由来していることをご存知ですか?
今から800年ほど前に、平清盛が都を兵庫の福原に遷そうとします。これが、福原京です。
場所は、今の神戸市中央区から兵庫区北部の山麓ではないかと考えられています。
この福原京の建設予定地から鬼門の方角にあたるのが、現在、北野天満神社が立つ場所でした。

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「北野天満宮といえば、学問の神様・菅原道真公が有名ですが、そもそも北野天満宮は、菅原道真公のお怒りを鎮めるために造営されました。そのため、福原京の鬼門の方角に『魔除け』として、北野天満神社が建てられたと伝わります」と話すのは、宮司の佐藤典久さん。
江戸時代中期には、北野天満神社は、北野村の鎮守といて崇拝されます。この「北野村」が、北野天満神社に由来していると考えられています。

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異人館を代表する建物が「風見鶏の館」。この「風見鶏の館」のベストショットを狙えるのが、北野天満神社です。風見鶏の館の向こうに、神戸の街、海が広がり、神戸らしさにあふれています。私のベストショットもアップしますね!
ぜひ、一度、参拝に訪れて、ベストショットをおさえてください!

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