2015年
7月号
高級料亭の夏の主役を堂々と演じる沼島のはも

はもの季節、到来!この夏は本場・淡路で !

カテゴリ:淡路島, 観光


 この春、淡路花博2015花みどりフェアで来場者数が目標を大きく上回った淡路島だが、夏は名産の「はも」が待っている。
 伝説に彩られた島、沼島をはじめとする淡路のはもは生命力が強く、ふくよかで顔が小さい美人揃い。京都の祇園祭や大阪の天神祭では昔から珍重されている。
 去る6月4日、神戸ベイシェラトンホテル&タワーズで『淡路島はもキャンペーン』懇談会が開催され、マスコミ関係者などにはも料理がふるまわれた。
 旬を迎えたはもに、これまた旬のたまねぎを合わせた「はもすき」は淡路ならではの食べ方で、はもの滋味あふれる出汁とたまねぎの甘さが絡み合い絶品! 卵や肝なども味のアクセントになり、締めには淡路素麺で出汁の旨味を最後まで味わえる。ほかにも梅肉でいただく湯引き、淡路産藻塩でいただく白焼きや天ぷらなど、来場者たちは淡路の地酒「都美人」とともに御食国・淡路の夏の味覚を満喫。さらに淡路手延べ素麺の細さが違う4種の麺の食べ比べや、高い技術が必要な骨切りの実演や体験などもおこなわれ、会場は大いに盛り上がり、クイーン淡路や人形浄瑠璃も花を添えた。
 食通で知られる北大路魯山人の好物だったというはもは、これからがシーズン本番。本場・淡路で食べれば、その歯ごたえ、旨味を実感できること間違いない。明石海峡大橋の料金もリーズナブルになってますます行きやすくなった淡路島で、夏のグルメを堪能しよう!

高級料亭の夏の主役を堂々と演じる沼島のはも


八坂神社を訪れた「はも道中」一行


上立神岩の前で行われた「鱧供養祭」


木下紘一さん(淡路島観光協会会長)


高い技術が必要なはもの骨切りを披露


神戸ベイシェラトンホテル&タワーズで開催された「淡路島はもキャンペーン」


淡路産藻塩でいただく白焼き


梅肉でいただく湯引き


旬のたまねぎを合わせた「はもすき」。
煮込むと玉ねぎがとろ味を増して、濃厚になる。
あっさりした味わいのはもと相性が良い

■問合せ 淡路島観光協会

淡路SA観光案内所 0799-72-0168
岩屋観光案内所   0799-72-3420
洲本観光案内所   0799-25-5820
南あわじ観光案内所 0799-52-2336

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