4月号

International woman’s Day with Men 「国際女性デーを男性と共に」
男性と女性のウェルビーイングを実現するには?
STEM教育・早期教育の重要性は?
Kansai Global Society (KGS)は、日本開国150周年を記念して2018年にNPOとして設立され、例年3月8日の「国際女性デー」に因み、グローバルに交流する会合を主催している。今年は3月6日に神戸で開催された。

パネルディスカッション。左からケイ・フォラン氏、アランクリサ・チャンドル氏、フェリックス・メスナー氏、神原咲子氏
在大阪英国総領事のマイケル・ブライス氏による基調講演では、STEM(Science’ Technology’ Engineering’ Mathematics)分野において、日本で女性の社会進出が阻まれている理由の一つとして「見えない壁」を挙げ、「ジェンダー問題は社会全体で取り組むべき」と話し、国を挙げて取り組む英国での例を紹介した。また、1850年に創設され、男子校と同レベルの教育を提供してきた英国で最も歴史ある女子校『North London Collegiate School』の神戸校への期待を話した。在大阪オランダ総領事のサンドラ・ペレフロム氏のメッセージ「ジェンダー平等は女性に限らずすべての人たちに恩恵をもたらします」で「カンパイ」。
続いて、ケイ・フォラン氏の司会・進行のもと、3人のパネリストを迎えて、パネルディスカッションが行われた。インド出身のエンジニアであり、女子児童がSTEMに触れられる機会の提供に取り組んでいる教育者アランクリサ・チャンドル氏。ロボットテクノロジーの専門家でもあり、サイエンスと外交の両面から国同士のコラボレーションの活発化に取り組む、大阪スイス領事フェリックス・メスナー氏。災害看護・公衆衛生などを専門とし、災害と危機管理に対する地域の備えと仕組みづくりに取り組む神戸市看護大学教授の神原咲子氏。幼児期にSTEMが身近にあった環境や、自国における女性の社会進出やSTEM領域での活躍について紹介した。また、子どもを持つ親としてどのように意欲を持たせるかなど意見が交わされ、男女が「競争」ではなく「協働」する社会の必要性、ジェンダーフリーやSTEM教育において幼児期の環境の重要性を再認識した。
最後に、神戸商工会議所女性会の種橋伯子会長が「日本での状況を海外の皆様が真摯にとらえ、考えてくださっていることに感銘を受けました」と感謝の意を伝えた。

基調講演を行う
マイケル・ブライス氏

乾杯はサンドラ・ペレフロム氏

閉会挨拶を行う種橋伯子氏

KGS 代表ウイリアム・フォラン氏、
ケイ・フォラン氏


KGS事務局 078-891-8160
www.kansaiglobalsociety.org












