竹中大工道具館 邂逅―時空を超えて|第十二回(最終回)|究極の削り華を求めて ―削ろう会と現代の道具
先日、宮大工の棟梁にいちばん気になる道具を尋ねたところ「やはり鉋(かんな)でしょうな」。大…
先日、宮大工の棟梁にいちばん気になる道具を尋ねたところ「やはり鉋(かんな)でしょうな」。大…
色彩や文様を意匠として数寄屋建築に取り入れたものに「唐紙(からかみ)」があります。中国渡来…
荒加工された原木を挽き、角材や板などの材を作り出す職人を木挽(こびき)と言います。その腕の…
墨壺(すみつぼ)は長い直線を正確かつ簡単に引くための大工道具です。墨汁をたくわえた壺に糸を…
千代鶴是秀(ちよづるこれひで)(1874~1957)は、意匠と機能性から「不世出の名工」と…
木の細かな細工などに使われる小型刃物の一つ「切出小刀(きりだしこがたな)」。カッターナイフ…
「久弘」(後に左久弘)は明治時代に活躍した初代・柏木梅吉から三代続き、中でも二代の柏木政太…
鋸鍛冶の最高峰と評された二代目宮野鉄之助(みやのてつのすけ)(一九〇一―九六)。日本刀の流…
「大工と雀(すずめ)は軒(のき)で泣く」という言葉があります。屋根の軒廻りをきれいに納める…
和釘とは鍛冶職人が1本1本たたいて作った昔ながらの釘のことです。あまり聞きなじみがありませ…
「歴史の旅へ」コーナー中央に展示されている巨大な製材鋸「大鋸」。わが国の製材技術に革新をも…
建築工事では、節目ごとに儀式が行われます。工事はじめに行う地鎮祭、柱を立てるときに行う立柱…