12月号
神戸マツダファンフェスタ2025(KOBE MAZDA Fan Festa)|アクリエひめじで開催
10月18日・19日の両日、アクリエひめじを全館借り切って神戸マツダファンフェスタ2025が開催された。毎年恒例のイベントとあり、今年も多くの来場者が訪れ、楽しんだ。
第12回となる今回は「KOBE MAZDA Happy Link-つながる想い、つなげる幸せ-」をテーマとして、顧客、サプライヤー、地域、社会との絆を深めるべく神戸マツダが全社一丸となって日常業務をこなしつつ企画・準備に奮闘し、80もの繋がりのある団体・個人と協力しながら、来場者とともに創り上げる「手づくりファンフェスタ」としておこなわれた。これははじめてのチャレンジで、「阪神・淡路大震災で大きな被害を受けてから30年、新生神戸マツダに改組してから25年の節目にこのようなイベントが実現できて感慨深い」と橋本覚社長。
メイン会場となるコンベンションホールで最も注目を集めたのは、全国で200台限定の「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTAR 12R」の関西初披露。話題の車とあって、スマホで撮影する人が絶えない様子。その裏手にはR360クーペや初代ロードスターなどマツダの歴史を彩った名車が並ぶ。もちろんCX-80などのSUVシリーズや、神戸マツダがディーラー展開するLAND ROVERのラインナップもズラリと揃い壮観。なお見るだけでなく、一部の車種は試乗もOK、VRでリアルに787Bの走行体験ができるコーナーも。さらに特設ステージでは開発担当者のトークショーが開催され、どっぷりとマツダの世界にひたることができる充実ぶり。来春開校予定のマツダ自動車整備学校神戸(認可申請中)、MASTeC KOBEのブースも設置され、学校案内のほか整備体験などがおこなわれた。
3つのホールでは馬場俊英さんのライブや篠原信一さんのトークショーのほか、地域の学生によるパフォーマンスやロータリーエンジンの分解実演など多彩なプログラムが。
ほかにもマルシェが開かれキッチンカーが集結、子どもたちがのびのび遊べるキッズランドやワークショップ、健康に関するコーナー、サプライヤーや地元ショップによる出展や物販など盛りだくさんの内容で、神戸マツダの目指す「5 HAPPY」、顧客、社員とその家族、地域、協力者、社会・環境の幸せを体現する2日間だった。


















