6月号
出待ちしてもいいですか?|第6回|
海風と人の優しさに触れる街
兵庫県を舞台に業界で活躍する
芸能人、文化人、アスリートを出入口で突撃取材!!
編集 岡力 中西若菜
今回の待ち人
大浦 理子さん(フリーアナウンサー)
気さくにレジェンド降臨
まもなくJR神戸駅に到着する。車窓に収まる絵画のような山並みを眺め一路、神戸ハーバーランドへ。今回のターゲットは日頃から茶の間で観ていた大物芸能人。
事前にアポイントを取り慎重に事を進める。
お会いした際のお辞儀を45度(最敬礼)にするか90度(拝礼)にするか悩んでいたらマネージャーと共に大浦理子さんが手を振りながら現れた。
あまりにも和やかムードだった為、初対面にも関わらず「どうも」と言いながら力いっぱいに手を振り返す。エントランスで対面すると我に返り一礼してからインタビューを開始した。
意外な過去!?
「イトマンスイミングスクールの選手コースにいました」とアスリートばりに活発だった幼少期を話す大浦理子さん。大阪教育大学附属平野中学校では勉学に励む傍ら『夜のヒットスタジオ』、『ザ・ベストテン』などの音楽番組や『アップダウンクイズ』、『あっちこっち丁稚』といった関西ローカル番組に心を躍らせた。
青春真っ盛り
武庫川女子大学附属高校に進学するとライフスタイルが一変する。学校近隣には阪神タイガースの選手寮「虎風荘」があった。「当時は、池田親興さんや中西清起さんが在籍していて練習を観に行きました」。黄金期の選手を身近に感じながら後に自身が「熱血!タイガース党」(サンテレビ)に出演するとは知る由もなかった。日々、京阪神を舞台に青春を謳歌した学園生活。「放課後になると三宮へ遊びに行きました。リチャードというお店にブランド品や舶来品があって憧れました。地元の友人宅へ遊びに行ったらケーキと紅茶が出てきて絵に描いたようでした。神戸は人も街もハイカラでしたね」。
シンデレラストーリー
「トアロードでウィンドウショッピングをしていたらスカウトされJJの読者モデルをやりました」。大学に進学すると人生が動き始める。コンサートスタッフやイベントサークルを介して番組の公開収録で観覧していたら目録を提供するアシスタントに抜擢される。以後、関西の朝を代表する『おはよう朝日です』や『ズームイン朝』に在学中からレギュラーで出演。アナウンサー養成の名門、生田教室で腕を磨き卒業後は「テレビ金沢」に入社。局の顔としてニュース番組を担当した。充実した日々を過ごしていたが「もっと色々なことがしたい」という思いから退社し活動の場を故郷に移した。
街と人に癒される
現在、関西一円を仕事で飛び回る日々。神戸の印象について尋ねたら「街を歩き浜風に当たると音楽のような音を感じられます。特にこの時期、湾岸線から見える六甲の山並みが新緑に染まり素敵です。以前、仕事のプレッシャーからストレスを抱える時期もありましたが景色と神戸の人の優しさに癒されました。今も昔も私にとって憧れの街です」。大浦さんありがとうございました。シーユーアゲイン!



大学在学中から『おはよう朝日です』(朝日放送)のリポーター、『ズームイン朝』(読売テレビ)のお天気コーナーを担当。『テレビ金沢』でのアナウンサー経験を経て、現在は関西を拠点に多くのメディアで活動の場を広げている。




70年代、80年代のアーティストの推し活をしています。大江千里さん、カルロストシキさんや松本隆さん、大村雅朗さん等々…月に一回以上はLIVEに足を運びます。シティポップを語る番組をやりたい~!!

仕事の時の必需品は…ポストイットとフリクション!!一心同体、心強い相棒です!!忘れちゃいけないことやポイントなどをメモするのに活用しています。
『ウエリト・ガーデン ~ことばの庭~』(ラジオ関西)
新しい時代をハッピーに生きるヒントを探している今。「素敵なことばの種まき」で、自分らしく幸せに生きるためのツボを、リスナーと探す番組です。













