今月の映画

2025年
4月号

ポン・ジュノ監督が働く大人たちに贈る
逆襲エンターテイメント

『ミッキー17』
人生失敗だらけのミッキーは、何度でも生まれ変われる夢の仕事を手に入れたはずが、それは身勝手な権力者たちの過酷すぎる業務命令で次々と死んでは生き返る任務だった。ブラック企業のどん底で、ありとあらゆる方法で搾取され、死んでは生き返らせ続けるミッキー（ロバート・パティンソン）。何度も死に続け、遂に17号となったミッキーの前に、ある日、手違いで自分のコピーである18号が現れ、事態は一変。2人のミッキーは権力者たちへの逆襲を開始する。

INTRODUCTION

第92回アカデミー賞®で最多4部門を受賞、誰もが予測できない怒涛の展開を描いた『パラサイト半地下の家族』（2019）から6年を経ての最新作。社会の上下構造や不平等を考えさせるテーマは変わらず、今作はよりコミカルで爽快。「私もミッキー？」と思ってしまう人、けっこういるかも。

監督・脚本:ポン・ジュノ『パラサイト半地下の家族』
出演:ロバート・パティンソン、ナオミ・アッキー、
スティーブン・ユァン、トニ・コレット、マーク・ラファロ
配給:ワーナー・ブラザース映画
© 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
全国の劇場にて、公開中！
公式サイトはコチラ

人生は今が1番、愛おしい！
この先もきっと！

『ブリジット・ジョーンズの日記サイテー最高な私の今』
弁護士の夫マークは4年前にスーダンの人道支援活動中に命を落とし、2人の子の母親ながら再びシングルになったブリジット（レネー・ゼルウィガー）。立ち直れない日々が続いていたが、親友たちや元彼に支えられ、仕事に復帰。更に、公園で出会った29歳の男性とアプリで繋がり意気投合。一方、厳しい理科教師のウォーラカーとは、彼の息子ビリーへの真摯な優しさを知り次第に距離が縮まる。子育てや仕事に追われながら「いつでもマークが恋しい」と子供に話すブリジットだが…。

INTRODUCTION

お酒を愛し、前向きに爆走するブリジットといつものキャラクターが再集合。「いろいろあるけど完璧でなくても幸せ！」という彼女の生き方に共感し、1作目（2001）から共に歩んできた友に、現在の彼女を見てほしい！

原作：Bridget Jones : Mad About The Boy/
ヘレン・フィールディング
監督：マイケル・モリス
出演: レネー・ゼルウィガー、ヒュー・グラント、キウェテル・イジョフォー、レオ・ウッド―ル、コリン・ファース　ほか
配給：東宝東和
©2025Universal Pictures
2025年4月11日（金） OSシネマズミント神戸ほか、
全国公開！
公式サイトはコチラ