3月号
KOBE PROGRESS Vol.2| 全国大会は48年ぶりの神戸開催神戸の歴史に新たな 一ページを刻む!
全国大会特別委員会
委員長
尾倉 隆景さん/ポセイドン法律会計事務所
―神戸JCに入会したきっかけについてお聞かせください。
同業の弁護士の知人に誘われ、何気なく仮入会したことが始まりでした。配属されたチームは、学生時代を彷彿させるような一体感と活気に満ちており、普段の生活では出会わない多様な仲間と夜遅くまで語り合う日々が新鮮でした。入会前は、何かしらの交流団体なのだろうという程度の認識でしたが、実際に触れてみると、地域の未来に向けて行動する人々が集う組織であることを強く感じました。
―日本青年会議所全国大会とは、どのような大会ですか。
全国大会は、日本青年会議所の三大大会の一つです。1月の京都会議、7月のサマーカンファレンスを経て、10月の全国大会では1年間の運動を総括し、検証するとともに、次年度へ継承します。また、JCは40歳で卒業となるため、全国の仲間の卒業式も行われます。全国には22000名を超えるメンバーがいますが、その半数以上である12000名程度が集う、JC運動の集大成ともいえる大会です。
―全国大会特別委員会に指名を受けた時の率直な感想をお願いします。
私は2022年に神戸青年会議所へ入会しましたが、その年の総会で神戸青年会議所が全国大会主管LOMに立候補することが可決されました。以降3年間、東京、福岡、佐賀での全国大会の運営に携わり、LOM内でも神戸開催に向けた準備を積み重ねてきました。そして本年、当該年度になり全国大会に関する委員会の委員長を拝命し、これまでの歩みを成果として結実させる責務を強く感じています。
全国大会は 1978年以来48年ぶりの神戸開催です。これは単に大きな大会を迎えるというだけでなく、神戸の歴史に新たな一ページを刻む機会でもあります。若い世代としてこの節目に立ち会えることに身が引き締まる思いですし、主管LOMとしての役割を果たすため、関係各所との連携を丁寧に進めながら、メンバーが力を発揮しやすい環境づくりを大切にしています。
―全国大会特別委員会の活動についてお聞かせください。
全国大会特別委員会は、日本JC全国大会運営会議との調整を担い、兵庫ブロック、そして近畿地区の全体を巻き込んだ意識醸成を進める役割を持っています。決起集会、セミナーを実施し、主管LOMとしての意義や歴史を共有し、メンバーの士気を高めています。委員会運営では、全メンバーが当事者として大会に参画できる土壌づくりを最優先にしています。情報の流れを整理し、意思決定のスピードを上げ、必要な場面で必要な人が動ける体制を整えることを意識しています。
ただ、全国大会特別委員会の魅力は、それだけではありません。委員会メンバーは年齢も職種もバラバラですが、集まると自然と前向きな空気が生まれます。会議の前に雑談で盛り上がったり、資料づくりで夜遅くまで集ったりしていても気づけば笑い声が絶えない時間になっていることも多いです。メリハリを大事にする委員会として、例会や会議では厳粛に臨みます。会議が終われば自然に声がかかり、懇親の場では肩書きも立場も関係なく、同じ方向を向く仲間として語り合います。忙しいなかでも委員会の雰囲気、楽しさがみんなの原動力になっていると信じています。
―全国から集まるJCの仲間に、神戸のどのようなところを見てもらいたいですか。
神戸は山と海に囲まれ、食文化を含め多様な魅力を持つまちです。おしゃれな街としての印象が強い一方で、その背景には震災の記憶が確かに存在します。私は1995年4月、震災後に生まれました。震災そのものは知りませんが、復興の歩みとともに成長してきました。復興計画が完了して再開発がなど、まちが新たな段階へ進んだ今、震災に負けず前へ進み続ける神戸の姿を全国の仲間に体感してほしいと願っています。
―JC活動を通して、感動した活動などがあればお聞かせください。
JCでは本当に多様な人に出会います。価値観も、育った環境も違う人たちが、JCバッジ一つで仲間として協力し、事業をやり遂げて終われば達成感を分かち合います。その積み重ねの中で、仲間をつくることがまちを動かす原動力になると実感しています。委員長として活動する中で、仲間づくりの先にある当事者意識の醸成が組織を前へ進める力になることを強く感じています。一人ひとりが自分の役割を理解し、主体的に動くことで、組織全体の推進力が生まれます。
―JC活動はご自身の社業に活かされていますか。活かされていましたら、具体例をお聞かせください。
最も活かされているのは、リーダーシップを学んでいることです。JCでは様々な役割を任され、先導することで人の心を動かせることを学びました。弁護士としての業務にも、組織運営や調整力という形で確実に活かされています。
―JCの魅力とは?
仲間ができること、自分が成長できること、そして神戸JCの一員として活動する中で、自分はこんなにも神戸が好きなのだと再確認できること、さらに、全国大会という大きな挑戦を通じて、地域を超えて協力し、強い繋がりを持つリーダーへと成長できる環境があることも、JCの大きな魅力です。
―ご自身がお感じになる神戸のまちの課題、また逆に神戸のまちへの期待があればお聞かせください。
東京や大阪の大都市に負けない経済的な強さが必要だと感じています。震災からの復興を経て、次にどのような街を目指すのか。SDGsやカーボンニュートラルが求められるこれからの時代においても、神戸が選ばれる街であり続けるために、私たち若い世代がまちづくりに関わり、未来に向けた新しい価値を生み出していく必要があると感じています。
―同世代で神戸JCに興味のある方へのメッセージがあればお願いします。
JCは40歳までしかできません。迷ったら、まずは仮入会してみてください。合わなければ続けないという選択もできます。まちのため、仲間づくり、成長——理由は何でも構いません。前向きな気持ちさえあれば、必ず得るものがあります。
―最後にJC活動以外で、熱中していることがあればお聞かせください。
昔好きでハマっていた音楽への熱が再燃しています。昨年開業した事務所にも、いつでもギターを弾けるようにアンプを置いています。と言いつつ、実際にはインテリアの一部になってしまっていますね。




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