2026年
3月号
3月号
神戸ビーフのプロフェッショナル カワムラがお届けする神戸ビーフ講座㉓
但馬牛の旅路(4)
今回も、神戸ビーフのもととなる但馬牛が、近世~近代にどのようなルートで流通していたかをご紹介しましょう。
牛たちは故郷の但馬から丹波に入り、氷上から瓶割峠の険しい山道を越え、急坂を下った追入の宿場で泊まります。ここには牛宿が3軒あったそうです。
ここで京都方面と大阪方面にルートが分岐します。京都へは篠山盆地を横断し、福住の宿場でまず1泊。ここはいま、伝統的建造物群保存地区に指定されています。翌日は天引峠を越え園部に出て南下、亀岡の東端の老ノ坂に宿をとりました。そして到着した都の華やかな景色は、牛たちの眼にどのように映ったのでしょうね。その先さらに近江や伊賀など、現在の銘柄牛の産地へも向かったそうです。












