1月号
企画から販売、食育まで。夢をつなげるプロジェクト|第5回ドリーム豚饅プロジェクト VOL.2
ドリーム豚饅プロジェクトの5回目は「オリバーソース」と「神戸国際調理製菓専門学校」とのコラボ。老祥記の生地&餡にオリバーソースのソースを合わせるレシピを学生が考案する。2月に2回のレシピ選考会を実施し、商品化する豚饅を決定。6月に老祥記が製造販売する。今回はコラボ相手を知るため、その歴史や理念、商品への想いを、頭(講義)と手(実習)と口(試食)総動員で理解!


頑張ります!
調理スペシャリスト本科1年生が参加して、レシピを考案

①基本の豚饅づくりを実践。講師は老祥記の曹祐仁さんと曹佳映さん。神戸国際調理製菓専門学校の中国料理教授 川端雄史先生も7班に分かれて実習を行う学生たちにアドバイス ②見本を示しながらコツを伝授

③オリバーソース㈱からは代表取締役の道満龍彦さんら3名が参加 ④試食時に豚饅と各ソースの相性を確認
3者の想いをMIXして夢の豚饅を創りだす
11月28日の3者の初顔合わせでは、老祥記の指導のもと、神戸国際調理製菓専門学校の学生とオリバーソースの3名が豚饅を調理。実技と試食で豚饅とソースの味の特徴や相性を確認した。またスライドでコラボ企業の沿革や商品情報をインプット。より深く理解することで、その想いが伝わる商品を開発する。
老祥記は発展の歴史、麹を使用した生地やシンプルな素材構成で職人技術の向上と食材ロスの最小化を実施していることを説明。「ここでしか食べられない」ブランディング戦略、そしてプロジェクトでも唯一無二の豚饅を創りだしてほしいと激励した。
またオリバーソースは、世界初のとんかつソースの開発、関西の粉モン文化への貢献の歴史を紹介。商品の原料や味の特徴を説明したうえで、自社の「どろソース」を例にあげ、食品としてはネガティブなイメージのネーミングが逆にインパクトを生み人気を博したことから、発想を狭めずにチャレンジしてほしいとエールを送った。
ソース天国、神戸では豚饅にソースはアリ!
開発レシピは豚饅にディップスタイルでのソースの使用を基本に、餡にソースを練り込むレシピも可能という条件。ソース&豚饅はソース文化が根付く神戸では人気の組み合わせ。「オリバーソース」代表取締役の道満龍彦さんは「豚饅をソースで食べるのは幼い頃から慣れ親しんだ味。僕の父親はそこに辛子ではなく味噌をプラスして楽しんでいた」と笑う。思考が柔軟な学生たちのユニークなアイデアに期待を寄せる。
「なぜ、そのソースを選んだのか。開発した豚饅の推しポイント。どんな想いでレシピを考えたのか」。それらストーリーが大事と話すのは神戸国際調理製菓専門学校の川端先生。斬新性と実用性のバランス、生産性を考慮するように進言した。
実習を通じて、調理工程やこだわりを学ぶ。完成した豚饅はまず何もつけずに食べて、本来の味わいと特徴を把握。次にソースを振りかけたり、つけたりしながら味の違いを確認。それぞれの商品特性を分析し、開発へのヒントを探る。
●老祥記によるデモストレーション

豚饅づくりの基礎を実演。商品開発には、①味、②ストーリー性、③オリバーソースの存在感、④1日200セット製造を考慮したオペレーション、⑤魅力的なネーミングという5つの重要ポイントを示唆
●オリバーソースのオリエンテーション

ウスターソースは野菜・果物、酢、砂糖、塩、香辛料が必須原材料。レシピ開発では材料から合わせるのも一つの手法であるとアドバイス。また加熱によるソースの味の変化も考慮して工夫してほしいと説明

① 1生地をこね、餡をつくり、包んで、蒸す。プロから直接指導を受けられる貴重な体験 ②今まで学んだ基本技術を活かして商品開発に初挑戦

③公私にわたり交流がある曹さんから「ようやく声を掛けてもらい嬉しい!」とオリバーソースの道満社長。2人は同世代ということもあり地域貢献の見解からも意気投合 ④「仕事柄、焼きそばやお好み焼きは調理するが豚饅は未経験」とオリバーソースの皆さん ⑤用意されたそれぞれのソースをじっくり試食

おなじみのソースに加え濃熟で旨辛な「どろソース」神戸らしい「餃子の味噌たれ」
それぞれ味わい深く、迷う!
プロジェクトメンバーの皆さん
今回はどんな豚饅が出来るのやら…。豚饅ポーズで一致団結!

左から神戸国際調理製菓専門学校の中国料理教授 川端雄史さん、老祥記の曹佳映さん、曹祐仁さん、オリバーソース㈱代表取締役の道満龍彦さん、管理本部長の服部祐介さん、商品開発室室長の藤浪潤子さん
オリバーソースはこの中から選択。奈落の辛さの商品も!

まろやかな酸味のとんかつソース、芳醇なウスターソース、どろソース2種(定番と辛さ5倍)、神戸餃子味噌たれ2種(味噌ゴマ仕立てと白味噌ゆず仕立て)の6種から選択。焼そばソースは味が固定されるので除外予定
参加した学生さんにプロジェクトへの意気込みを聞きました
自身の料理を家族に喜んでもらえたことをきっかけに、もっと多くの人に美味しい料理で笑顔になってもらいたいと入学した北田さん。一般のお客様に提供する豚饅開発に携われることとなり即、老祥記に足を運びリサーチ。その人気ぶりに改めて気を引き締めたという。授業では「簡単そうに見えても実際に自分達で行うと技術差が明確。一つひとつの作業全てに美味しさの理由があるとわかった」と語る。実際に作って試食し「生地の甘味、肉の旨味にソースの酸味を加え、味のバランス調整を図っていきたい」と既にコラボ豚饅のイメージも膨らんでいるよう。本日の学びから食材の相性に関する知識をさらに深め、アイデアにまとめたいと意欲を見せた。

調理スペシャリスト本科
1年生 委員長 北田 倖希さん
次回は4月号!レシピ選考会の様子をお届け
次回は2月に実施される激戦の選考会の様子をご紹介。果たしてどんな豚饅が登場するのか。フレッシュな学生ならではの発想力と切り口に乞うご期待!












