10月号
出待ちしてもいいですか?|第10回|キャンパスで学生記者と一緒に出待ち取材!?
兵庫県を舞台に業界で活躍する
芸能人、文化人、アスリートを
出入口で突撃取材!!
編集 岡力 中西若菜
今回の待ち人
福岡 壯治さん
(神戸電子専門学校校長)
学生記者が出待ちに挑戦
「芸術の秋」と言うことで北野町にある神戸電子専門学校にやって来た。トノサマバッタが登場するユニークなCMでお馴染み、電子だけではなくIT、デザイン、音楽、ゲームまで幅広い分野で未来のクリエイターを輩出している。今回は動画プロモーションコースの学生たちにも協力を仰ぎながら校長の福岡壯治さんを突撃取材。お昼休みを告げるチャイムが鳴り響き、緊張した面持ちでカメラを構える学生記者たち。校舎の自動ドアがゆっくりと開いた瞬間、「校長!お願いします!」と威勢の良い声がこだまする。その熱量に戸惑いながら「わかりました」と快くインタビューに応えてくれた。
前代未聞の囲み取材がスタート
道行く人が不思議そうな顔をしながら我々の前を通り過ぎる。囲みの準備も整い、いよいよ取材スタート。学生記者たちはスマホを手に自身の経験や悩みを交え鋭い質問を次々と投げかける。テーマは、「日々の業務」にはじまり「仕事で嬉しかったエピソード」「神戸のおすすめスポット」など様々。中でも印象的だったのが「挫折経験は?」という質問。「中学時代、男子の世界では喧嘩の強さで序列が決まることもありました。私は体が小さく反射神経もよくなかったので勝てないと実感しました。それを機に別のことで本物になろうと決意しました」。式典などで見る学長からは想像できない意外なエピソードを神妙な面持ちで頷きながら耳を傾けた。
素顔が見えた一幕
時間が経つにつれ緊張も解け和やかなムードが漂う。「休日の過ごし方は?」という質問に対し『Kobe White Dinner』や未来都市創業イベント『078』といった市民活動イベントの運営に費やすという。「冬になるとスキーやスノーボードへよく行きます。他にもサッカーやバスケットボールも好きですね」とにこやかに答えアクティブな一面も垣間見ることができた。最後に今後の目標について尋ねると「仕事で追いかけてきたものと、プライベートで追いかけてきたもの。その二つが合わさるようなムーブメントを準備しています。社会変化の延長線上で人の楽しみや生業が大きく変わっていくと予測しています。80年代のように神戸が文化力で再度登っていくことを目指し、面白くて心地よい町を創っていきたい」と力強く語った。今回の出待ちはこれにて終了。福岡校長、学生のみなさん、ありがとうございました。シーユーアゲイン!

神戸電子専門学校長/神戸ホワイトディナー実行委員長/078エバンジェリスト/Kobe Music
& Digital Art Exhibition 実行委員長 / 元情報処理推進機構(IPA)オープンソーススキルセット委員




Kobe White Dinner 2018 @旧居留地。白をドレスコードとし、食事、飲み物、装飾を持ち寄り、公共空間を非日常空間に変える市民イベントの様子
Kobe White Dinner 2018

Kobe Music & Digital Art Exhibition
旧住友倉庫。神戸市依頼、産業遺産を
活用しての市民発動メディアアート
イベントの様子
Kobe Music & Digital Art Exhibition
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