1月号
出待ちしてもいいですか?|第1回|海辺のスタジオで 壁と向き合いながら放送中!?
兵庫県を舞台に業界で活躍する
芸能人やアスリートを出入口で突撃取材!!
編集 岡力 中西若菜
今回の待ち人
永田早紀さん (フリーアナウンサー)
感動の瞬間
師走の神戸。元町から「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」へと向かう。目的は神戸を舞台に活躍する芸能人のもとを訪ね、その魅力に迫ること。今回のターゲットは高校生をはじめとする若年層に絶大な支持を誇るあのお方だ・・・。
待つこと30分…ホテル内にある『Kiss FM KOBE』から出てきたのはフリーアナウンサーの永田早紀さん。「お疲れ様です、ちょっとお時間いいですか?」と接近しながら取材を申し込んだ。
リスナーからプロの世界へ
「なんでも聞いてください」と笑みを浮かべる永田さんは、尼崎生まれ西宮育ちの阪神タイガースファン。幼少期、一家に一台しかテレビがなく姉にチャンネル権を奪われラジオと出会った。スピーカーを介して流れてくる声に興味を持ち「深夜でも働いている人がいる」とワクワクした。いつしかハガキ職人としてパーソナリティとコミュニティを育むようになりプロを目指すようになった。進学した大阪芸術大学ではアナウンサーとしてのスキルを学び卒業後はラジオ局のボランティアスタッフを経てプロダクションに所属。各局の番組で人気を博し独立後は、母校で後進の育成にも力を注ぎ多くのプロを輩出している。
神戸のランドマークから想いを乗せる
兵庫県下で海に最も近い同局周辺には魅力あるスポットが点在している。駅からの道中には中華街やメリケンパークとプレイスポットが目白押し。中でもお気に入りは神戸元町商店街界隈。収録終わりに古書店を散策し、ジャズ喫茶『jamjam』で癒しのひと時を過ごすという。仕事へのこだわりは、ニュースを読むときに内容が伝わるよう自身で読み原稿に書き直すこと。マイクの先にいるリスナーをイメージするため壁を眺めながら想いを伝えている。最後に今後の目標を聞いたところ「書き手の勉強をしながら、教え子にも仕事を提供していきたい」と熱く語った。今回の出待ちはこれにて終了。永田さんありがとうございました。シーユーアゲイン!