11月号
スーパーストリングスコーベ 第7回定期公演
-Dance and Song 078-
マザーポート・神戸から音楽と文化で想いを繋ぐ
2024年12月27日(金) 神戸新聞松方ホール
神戸港の発展と共に139年の歴史を刻む早駒運輸。2024年からは新たに『-Dance and Song 078-』と銘打って、音楽文化の創出をはじめ船上でのイベント開催など神戸港の発展に向けて様々なプロジェクトを手掛けている。とくに12月27日(金)神戸新聞松方ホール(神戸市中央区)で開催される、スーパーストリングスコーベ(以下、SSK)定期公演や、同社が運航するboh boh KOBEでは、就航4周年を記念して「World Culture Live」をコンセプトに沖縄やハワイ、カリブなど神戸で“世界を旅する”かのような、生ライブと食事を組み合わせた停泊イベントを開催している。
―12/27第7回定期公演―
佐渡裕氏が芸術監督を務める『スーパーキッズ・オーケストラ』の卒業生で結成された『SSK』が、「第7回定期公演 神戸から想いを繋ぐ -Dance and Song 078-」と題して今年も松方ホールにて定期公演を行う。見どころは、国内外で活躍し注目が集まる若手チェリスト3名による競演。ドヴォルジャークチェロ協奏曲を1楽章・櫃本瑠音、2楽章・山根風仁、3楽章では笹沼樹が演奏する。
スペシャルゲストには、神戸市出身のシンガーソングライターの井上苑子さんが出演。2018年8月に発売以来、ストリーミングサービスで5億回再生を突破し、現在もTOP100にランクインし続けている「点描の唄」をソロver.で、さらに神戸の市外局番『078(ぜろななはち)』がタイトルになった楽曲も披露予定。
―World Culture Live―
“船上で世界を味わい、旅する”。 金曜日の夜にboh boh KOBEでは、様々なジャンルのアーティストを招き、停泊した船上で世界各国の音楽と料理を愉しみ、まるで旅をしているかのような非日常な空間を創出している。11月15日(金)にはスチールパンデュオを招いての「Caribbean Night」を、12月13日(金)にはサックス率いるコンボを「Christmas Special Jazz Night」として開催。同社ブランディングプロデューサーの渡邉美香さんにお話を伺った。
「東洋の真珠」と謳われ多様性を受け入れきた神戸で、『神戸ポートルネッサンス』を理念に掲げ資源の再発信に取り組んできました。コロナ禍でアーティストが表現の場を失っている事を知り、「世界を旅する船・カルチャーシップ」として「世界各国の食・音楽・舞踊を神戸港の船上で展開しよう」と情熱が湧いてきました。今年は『Dance and Song 078』をテーマに、次世代に繋がるアカデミーとして賛同者の方々と共に金曜日の夜にワンナイトで開催していきます。“Happy Friday Night”3世代に渡りファミリー層も楽しめるライヴシップ「boh boh KOBE」をぜひお楽しみください。