2023年
12月号
12月号
マダム・チェリーのpetit bonheurちいさなしあわせ
12月に入ると急になんだか気忙しい。だから毎日少しずつクリスマスの飾り付けをして、クリスマス柄のカップを使って、ちいさなクリスマスを感じながら過ごします。24日と25日だけなんてもったいないもの。
クリスマス雑貨は、古いものは何十年も我が家を飾っていて、どれも思い入れがあります。並んでいた旅先のお店やマーケット、隣にいた友人や家族、プレゼントしてくれた人。その頃の出来事も思い出させてくれる。“物” はいつの間にか、過去を振り返る道標になっています。
1本の蝋燭のあかりから始まる冬の夜が好き。見てると心がすっと落ち着いて、あったかくなるから。私は“ぬくもり”に執着するみたい。
クリスマスに欠かせないリネンは、触れるぬくもり。古いものばかり、毎年お洗濯してアイロンをかけているから、もうクタクタ。部屋のあちこちにかけておくからどうしても汚れてしまうけど、それでいい。それがいいの。
娘が幼かった頃、パパが買ってきたキリスト降誕の絵本には家族のぬくもり。今年も大好きな物に囲まれて、Merry Christmas。
マダム・チェリー
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