9月号
出待ちしてもいいですか？｜第9回｜ちょうどいい街、伊丹から心を込めて
兵庫県を舞台に業界で活躍する
芸能人、文化人、アスリートを出入口で突撃取材！！
編集 岡力 中西若菜
今回の待ち人
藤本幸利さん（ラジオパーソナリティ）
生放送中に突撃！？
阪急伊丹駅を下車。夏はまだまだ終わらない、燦々と照りつける日差しを浴びながら城下町を歩く。やって来たのは『ハッピーエフエムいたみ』。ガラス張りのブースからは、お馴染みの声が聞こえてくる。心地の良い軽快なトークでリスナーに元気を届けているのは今回のターゲットである藤本幸利さん。生放送が終わると手招きしながらスタジオへと案内してくれた。
本場の音楽を求めて
「小学校低学年で大阪放送児童合唱団に入り、朝比奈隆氏指揮のオペラにも出演しました。幼少期にステージで味わった高揚感が音楽の原点になりましたね」と幼少期を振り返る。業界に興味を持ったのは中学生の頃。姉の影響で聴いた洋楽に衝撃を受け、「本場のサウンドを肌で感じたい」という思いから高校卒業と同時に単身で渡米した。
マイクが呼んだ縁
帰国後、音楽関連の仕事に就きたくてスタジオや楽器店に勤務。28歳の頃、アナウンススクールに入学し現在の仕事を始めた。「今から20年前…オーディションを経て現在の番組を担当することになりました。かつて伊丹空港で働いていたこともあり不思議な巡り合わせを感じましたね」と縁を口にした。
ポップカルチャーの街『伊丹市』
伊丹の印象について尋ねると、「食も芸術といった文化のレベルが高く、とりわけ音楽イベントが盛んですね。陽気でフレンドリーな市民が多く街全体が温かいです」。最後に今後の目標をお聞きした。「コロナ禍以降、在宅率も高まりメッセージも激増しました。双方向のコミュニケーションを重視しながらリスナーからの悩み相談には積極的に耳を傾けています。また、今年3月から京阪電車の駅構内アナウンスを担当し、通勤・通学・旅行など様々な場面でご案内しております。大好きな伊丹でも日常の道標となるアナウンスができれば嬉しいですね！」。今回の出待ちはこれにて終了。藤本さん、ありがとうございました。シーユーアゲイン！
関西を拠点に活動するラジオパーソナリティ・ナレーター・イベントＭＣ。セイ プロダクション所属。京阪電車の駅構内アナウンス、非常放送設備「火災」などお馴染みの声で活動の場を広げている。現在、『サタデーハッピーモーニング』（ハッピーエフエムいたみ）に出演中。
伊丹市立こども文化科学館のへちまん役をしています。
伊丹郷町の旧岡田家住宅酒蔵で毎年恒例のイベント「鳴く虫と郷町」に遊びに行った時の写真です。本物の虫がカゴに入っています！
サタデーハッピーモーニング
土曜日の朝、週末のお出かけに役立つ情報を、
軽やかな音楽と共にお届けします。
放送時間：9:00～11:45
放送日：毎週土曜日
（取材協力）
ハッピーエフエムいたみ
兵庫県伊丹市宮ノ前2-2−2
