KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年11月号
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開かれた多目的スペースとしての活用を検討中です。設計でこだわったのは、老祥記の伝統を建物でどのように表現するかという点です。南京町のランドマークともいえる場所だからこそ、ただ目立つだけの現代的な建築ではなく、街並みとの調和、老祥記らしさ、そして新たな象徴性とのバランスを大切にしました。コンセプトは「モダンチャイナ」。上海の歴史と近代性が共存する建築様式をベースに、港町神戸らしい洋風の要素、中国風の瓦やレンガ、豚まんをモチーフにした意匠を取り入れています。大きく変わった点は?レジに並んでお待ちいただく間に職人による包餡や包装作業をご覧いただけるよう、店内レイアウトを工夫しています。またお客様の声に応え、コロナ禍で中止していたイートインスペースも復活。購入した豚まんを気軽にお召し上がりいただける場所を設けました。厨房設計では、スタッフの働きやすさを重視しました。これまでは経営側主導で決めることも多かったのですが、今回は現場スタッフの意見を取り入れる機会を何回も設けました。未来へ守り続けたいものお客様が私たちに最も期待されているのは、「変わらない老祥記の豚まんがある」という安心感だと思います。創業以来、大切に受け継いできた麹による発酵技術と、職人が一つひとつ手で包む製法は、これからも変わらず守り続けていきます。建物は新しく生まれ変わりましたが、味も、ものづくりへの姿勢も変わりません。その思いをこれからも豚まんを通して伝えていきたいです。そして、春節祭などのお祭りや豚饅イベントにも力を注ぎながら、「南京町あっての老祥記」として、これからも街と共に繁栄していきたいと考えています。●旧店舗のガラス戸  開け閉めで穴が開いた旧店舗のガラス戸を展示●アイコニックな豚饅デザイン  豚饅をモチーフにした遊び心ある意匠老祥記神戸市中央区元町通2-1-14078-331-771410:00~18:30(売切次第終了)不定休●中国様式の巨大提灯大提灯がお出迎え●イートインスペース復活出来立てを味わえる●作業工程見学も楽しみ職人技を間近で7

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