KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年11月号
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演を終えた直後。楽屋でのスタッフとの打ち上げの際、「次は大阪城ホールだ!」と、みんなで誓い合ったのだという。さらに、「日本全国ツアーで47都道府県を回りたい」と語り、シンガー・ソングライターとして、こんな夢も持っている。「私の作った曲が甲子園で流れること。全国高校野球選手権大会の行進曲として…」幼いころから野球好きで阪神タイガースの熱狂的なファンとして知られる。今も時間が許せばスタンドへ応援に出かける〝筋金入りのトラファン〟でもある。■人生は紙飛行機…アーティストとして、夢や構想を大きく膨らませる一方、「衣食住が足りれば、ほかには何も要りません」と、人生の未来図を謙虚に描く。不動の人気に支えられ続ける理由の一端を理解できた気がした。運命の転機となった『365日の紙飛行機』について、こう語っていたのが強く印象に残った。「みんなに愛されている曲ですが、私の人生を変えてくれた、私にとっても〝特別な曲〟なんです」アイドルグループからの卒業を決めたときの思いも毅然としていた。「もう十分、私はアイドルの夢を見させてもらったから…。もう、そろそろ後輩に譲らないと、と思っていました」〝さや姉ねえ〟の愛称で呼ばれ、ファンたちから親しまれ、後輩たちから頼られてきた理由が垣間見えた。《♪ 人生は紙飛行機、愛を乗せて飛んでいくよ…》シンガー・ソングライターなら必ず夢見る舞台。その頂点ともいえる日本武道館に立った〝アーティスト・山本彩〟は、更なる次の夢のステージを目指し、ソロ10年目にして、ギアをもう一段上げた。〝歌声に愛を乗せ〟いつまでも歌い続けていく覚悟で。文=戸津井康之35

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