KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年11月号
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―着物姿も素敵です。公私にわたり着る機会が多いですね。着物は好きですね。20歳でミス日本グランプリを受賞した頃に、着付けの資格を取りました。海外で、着物の持つ力を実感したこともあります。仕事でフランスを訪れた際、どうしても行ってみたいレストランがあったのですが、電話では予約が取れなくて。それなら装いを整えて、直接伺ってみようと着物で訪ねたところ、丁寧に迎えてくださり、素敵な席へ案内していただきました。「着物は日本の素晴らしい文化ですから」とおっしゃってくださったんです。自国の文化を大切にする方々が、私たちの文化にも敬意を向けてくださった。そのことが、とても心に残っています。そんな経験もあって、大阪・関西万博では、国内外のお客様を歓迎する気持ちを込め、できるだけ着物で参加しました。―素晴らしいおもてなしですね。決まりごとが難しくて、気軽には着ようとは思えないのです…。四季のある日本では、装いにも季節を感じる楽しみがありますから、少しずつ学んでいけるといいですよね。例えば、桜の柄をひと足早く楽しみ、満開になったら本物の桜に主役を譲る、という考え方があります。柄によって楽しめる時季は異なりますが、そこに自然を敬い、愛でる心を感じます。装いを通して季節と向き合う、素敵な文化だと思います。着物を着ると、歩き方や手の動きにも自然と意識が向きます。若い世代の方にも、ぜひ袖を通す機会をつくっていただきたいですね。初めて着物を着る方にも、機会があれば、ぜひ絹の着物に触29

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