KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年10月号
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─ドイツの医療保険制度はどのようになっていますか。 大西 ドイツの医療保険は公的医療保険(GKV)と民間医療保険(PKV)から成るデュアルシステムです。国民の約9割が所得比例の保険料で運営されているGKVに加入し、高所得者や自営業者など約1割は民間医療保険に加入しています。また、日本のような後期高齢者制度はなく、高齢者もGKVまたはPKVに加入しています。ドイツの公的医療保険は労働立法としての性格が今も残存し、自営業者は公的医療保険の強制加入対象外となっています。1990年代半ばから被保険者が保険者を選択できるようにするとともに、保険者が医療提供者と契約することにより医療の効率化を図る競争政策がとられ、2009年からすべての国民が公的医療保険か民間医療保険に加入することが義務づけられております。(図2)G7の医療費対GDP比率82

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