現在のような平地が形成された。そして阪神間を代表する遺跡として川西の加茂遺跡、尼崎の田能遺跡を挙げ、弥生時代にはこれらの遺跡のように平地に生活の痕跡があるというのが定説だったそうだ。ところが昭和29年、芦屋の山手中学校の裏山から2世紀後半の土器が出土して発見された会下山遺跡により、倭国大乱と関係すると思われる高地性集落の存在が明らかになった。また、現在の阪急神戸線の北の緩傾斜地に古墳=塚がつくられ「塚口という地名はここからきているんです」という解説に会場から「なるほど」と感歎の声が漏れたが、このことは有力者の存在を示している。そして宝塚の安倉高塚古墳で見つかった銅鏡に卑弥呼の頃の朱鳥という中国の元号が刻まれていた。これらのことから弥生時代〜古墳時代の阪神間には多くの小国が存在していたと考えられると論理的な考察を展開した。田辺先生はほかにも、いわゆる「明石(原)人」の骨を発見した直良信夫の逸話、神戸の桜ヶ丘遺跡から大量に出た青銅器の謎、日本人が羊をあまり食べない理由など興味深い話題も盛り込み、「涼しくなったらぜひ阪神間の遺跡を巡ってみてくださいね」とフィールドへ誘って講義を締めくくった。10月27日からスタートの第4期は、受講者募集中。詳しくはキセラ川西プラザ事務室(TEL/072-744-1515)まで尼崎市の田能遺跡は弥生時代の集落跡で、現在その一部が史跡公園になっているチャンネル登録者5万人超「田辺眞人のまっこと!チャンネル」右のYouTubeQRコードでご覧ください。250万人超がウオッチ!YouTubeチャンネル登録よろしく講師 園田学園大学名誉教授 田辺眞人先生日時 10月24日(土)10:30~12:00会場 園田学園大学 4号館5階4501教室大学へは阪急「塚口」駅から徒歩10分 バスの便あり無料 一般参加歓迎・事前申込不要問合せ 園田学園大学同窓会 けやき会 TEL/06-6429-1201当日大学祭(けやき祭)もお楽しみください園田学園大学大学祭特別講演会「豊臣兄弟」時代の城跡から─阪急神戸線に沿って─79
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