川西市のキセラ川西プラザでは昨年度から兵庫神戸のヒストリアンこと田辺眞人先生を講師に招聘し、阪神間の風土と歴史|阪神地域学|をテーマにした月一回の歴史講座「キセラ川西プラザ歴史サロン」を開講している。半年で1期という構成で、昨年度は「とき」を、本年度は「ところ」を軸に風土や文化金属器も登場、貧富の差・階級の別が生まれ小国家ができ、文字も得るという流れを踏まえ、話題は阪神間の遺跡へ。「実は、阪神間東部は弥生時代より前の遺跡が少ないんです」と田辺先生。例えば尼崎の海岸線はその頃、現在の山手幹線あたりに位置し、やがて武庫川や猪名川の土砂が堆積してひょうご神戸まちかど学だよりを考える講義を展開中だ。8月18日は第3期の5回目として、阪神間の遺跡と先史時代にフォーカス。蒸し暑い中100名を超える受講生が耳を傾けた。お話は先史時代の概要から。「史」は訓読みで「ふみ」、つまり先史時代とは文字で書かれた記録がまだない時代のことで、原史時代という過渡期を経て飛鳥時代あたりから歴史時代へと入っていくと解説し、その間の気候、道具、社会の変化などを通じ時代展開を紹介した。旧石器時代は人類史の90%以上の時間を占める。が、その後、氷河期が終わり水が増え日本が列島化していくとともに、食料となる植物や動物が多くなり余裕ができて道具が進化し、土器をもつ新石器時代となり、やがて農耕牧畜がはじまって考古学の分野に入る先史時代についてもわかりやすくレクチャーする田辺先生気温30℃を超える暑い中、100名以上の受講者が熱心に耳を傾けた阪神間の風土と歴史『阪神地域学』講座キセラ川西プラザ歴史サロン78
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