KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年10月号
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を測定しましたが、重力波の検出では距離を測定します。スプリッターで二つに分けた光を直交した二つの鏡に反射させ、返ってきた光を検出器で重ねます。光が重なると、干渉縞という模様が見えるのですが、距離が変わらなければ模様もそのまま、変われば模様も変わります。その模様の変化を観測するのです。このために、実験施設も、長いL字形をしています。四キロメーターとは驚くほどながい施設ですが、それでもさきほどのように全然足りませんので、この鏡の間で二八〇回反射させることで、実質的に一一二〇キロメーター分の距離を稼いでいます。実験や観測は「雑音」との闘いです。得られる信号以下に「雑音」を下げる必要があり、それがその実験の感度となります。重力波観測での「雑音」は、地面の振動と、熱運動による鏡自体の振動です。これらを低減するために、世界各国の重力波検出装置は涙ぐましい努力をしています。LIGOでは、建設当初の装置では充分な感度が得られず、装置の改良を行い、改(図1)DescriptionFirst observation of gravitational waves by LIGO (signal GW150914). Shows the gravitational wave signals received by the LIGO instruments at Hanford, Washington (left) and Livingston, Louisiana (right) and comparisons of these signals to the signals expected due to a black hole merger event.Sourcehttp://physics.aps.org/featured-article-pdf/10.1103/PhysRevLett.116.061102 . See also the associated Jupyter notebookAuthorB. P. Abbott et al. (LIGO Scientific Collaboration and Virgo Collaboration) — full list at the end of the article人類が初めて捕えた重力波の信号(LIGO Scientific Collaboration and Virgo Collaboration)44

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