詳細はコチラ■公演情報リーディングドラマ『すぐ死ぬんだから』原作:内館牧子『すぐ死ぬんだから』(講談社文庫)台本•演出:笹部博司作曲:宮川彬良音楽監督•ピアノ演奏:阿部篤志〈大阪公演〉日時:2026年10月17日(土) 13:00/17:0018日(日) 13:00会場:サンケイホールブリーゼSTORY78歳のハナは、60代までは身の回りをかまわずにいた。ある日、実年齢より上に見られて目が覚める。「人は中身より外見を磨かねば!」と。折り紙だけが趣味の夫と二人三脚で経営していた酒屋は、すでに息子夫婦に譲り、平穏な余生を送るはずだったが…突然夫が倒れたことから、思いがけない真実を知ることとなる。内館牧子さんの高齢者小説シリーズ『終わった人』(中井貴一・キムラ緑子)、『老害の人』(友近・千葉雄大)に続いて、本作の台本・演出を手がけた笹部博司さんにお話しいただきました。演劇プロデューサー 笹部博司さん―大地真央さんにハナ役をオファーした理由をお聞かせください。 ハナは、内館作品の中で1番魅力的な女性だと思っています。 前向きで、次に何をやるか、何を言い出すか、目が離せない。でもちょっと間抜けでかわいらしい。ハナ自身がエンターテインメントです。 大地さんもそう。命がキラキラと輝いていて目が離せない。魅力的。大地さんの存在そのものがエンターテインメント。そんな大地さんの演技を受け止められる人って、実はそんなにいないかもしれません。―受け止められる人が長野博さんなのですね。 そうです。長野さんも前向き。初めてのチャレンジには不安もあるはずだけれど、それよりも好奇心や闘志が先に見える方です。一緒に仕事をするのは初めてですが、初めてお会いした時から「どういうものを出してくるかな」と楽しみになりました。 長野さんは、長くお客さんの前に立ってパフォーマンスをしてきたので、舞台に立つ覚悟ができている。 役者って役にぶつかる覚悟がないとだめなんです。役に隠れるのではなく役と勝負する。そんなところは、大地さんとの共通点だと思います。―朗読劇のおもしろさとは? 観客を最短距離で原作の中に連れて行ける。僕はそこが好き。何でも表現できる、どのドアを開けてもいい、いいとこどりのエンターテインメントだなと思っています。 舞台に立つ役者は、本を読んでるだけではありません。僕が考える朗読劇は、起こっている出来事、次々に起こる事件を見せる芝居です。だから飽きない、飽きさせない。毎回、僕が1番楽しみにしていると思います。―内館牧子さんはどんな方でしたか。 内館さんとは同い年で、見てきた風景が一緒。よく話をしました。 好奇心旺盛で、興味があることにはすぐに首を突っ込む。本音で生きている。まるでハナ(笑)。 ハナはご自身の理想像を重ねて描いた女性だと話していました。 「ハナみたいに生きることができたら楽しいよ!」。 それがこの作品に込められた、内館さんからのメッセージです。―ネガティブワードであるはずの、〝終わり〟も〝老害〟も〝すぐ死ぬ〟も、痛快なエンターテインメントに変えてしまう内館作品と笹部博司さん。これからも目が離せません。27
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