タイグエン省は「第一級の銘茶」の産地タイグエン省の中心部はハノイ市内から高速道路を利用して2時間の距離。同省は、総面積(8375.2㎢:兵庫県とほぼ同じ)の90.17%が農業用地です。昨年度の域内総生産の成長率は8%に達し、経済構造は農林水産業が10.67%、工業・建設業が54.39%、サービス・流通業が39.94%を占めています(出所:同省からの提供資料)。タイグエン省は、ベトナムで「第一級の銘茶」と言われるほど有名な茶葉の産地ですが、経済規模で農林水産業は10%にすぎません。現実の経済は、バクニン省に続いて同省で携帯電話を製造する韓国サムスン電子の操業に主に依存しています。これは、国民の認識と経済の実態との乖離を意味しています。「お茶」産業の新たな発展は、この乖離の縮小に貢献するでしょう。昨年7月の行政区画の統合によって旧バッカン省がタイグエン省に含まれました。旧バッカン省は北部山岳地帯に位置して森林・鉱物資源が豊富ですが、旧来のタイグエン省よりも特徴ある茶葉の産地とも言われています。これは、旧バッカン省のお茶が「タイグエン省ブランド」として新たに登場することになります。日本に対する提案と要望躍動するアジアベトナム元気9月3日から9日までベトナム北部タイグエン省を訪問しました。本連載の7月号で紹介のように、タイグエン省人民委員会ロアン副委員長と在大阪ベトナム総領事館ソン総領事の要請に応えて、10月30日~11月7日に同省が主幹する「国際お茶フェスティバル」における日本参加に日本ベトナム経済交流センターが協力します。今回は、その開催前の現地の状況を紹介します。文・ 上田義朗X第34回タイグエン省「国際お茶フェスティバル」開催―予備調査のための現地訪問― ベトナムでも手摘みのほかに機械摘みがあります筆者とタイグエン省ロアン副委員長118
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