KOBECCO(月刊神戸っ子)2026年8月号
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この製図方法で製作されています。老舗のテーラーが採用しています。―最新式の注文洋服式製図法を開発されたと伺いましたが。1930年代に入り、サビルロウの一流テーラーが近代的な製図方法「胸度式」を取り入れました。3~4カ所のみ採寸し、身体の特徴を頭にインプットして製図に反映させる方法です。シルエットやスタイルが重視されています。実際、サビルロウで修業した一流テーラーが採用しています。1990年代、ファッションの変化により店主と7人のスペシャリスト集団が、「短寸式」と「胸度式」の長所を取り入れた日本唯一の革新的な製図方法を開発しました。軽くて着やすく、さらにスタイリッシュなスーツ製作が可能になりました。当店は3名のパタンナーが在籍し、伝統的か近代的、あるいは革新的な製図方法の使い分けが可能です。お客様のお好みに合わせたお仕立てをご提案させていただきます。神戸が守るべき地場産業の一つであり、条件を厳守したうえで共有すべき知的財産だと私は考えています。―カペル氏からライセンスを与えられた注文洋服式製図「短寸式」とはどんな製図方法なのですか。最低10カ所以上を採寸し、身体の特徴を製図に反映させる伝統的な製図方法です。1860年代に誕生した近代スーツの源「ラウンジ・スーツ」は着心地が重視されています。軽くて着やすい神戸洋服は元来、承の証明を与えられた日本唯一のマスター・ライセンシー・テーラーです。「短寸式」といわれるパターン(型紙)の製図方法を用いる、軽くて着やすい洋服。これが明治中頃から「神戸洋服」と呼ばれるようになりました。神戸洋服の定義は、神戸に店を構え、神戸の職人の手で50時間以上のハンドワークで縫製されているフルオーダーであることです。仮縫いまでは職人の手縫いで、その後は縫製工場で仕上げるセミ・フルオーダーや、仮縫い付きイージー・オーダーで仕立てるスーツは「神戸洋服」と呼ぶべきではないのです。神戸洋服は、デジタル証明書5151

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